スイスの高級腕時計メーカーのタグ・ホイヤーは14日(現地時間)、「Android Wear 2.0」を搭載するモジュール交換式のスマートウォッチ「TAG Heuer Connected Modular 45」を、発表しました。
昨日、発表に先駆けて大まかな詳細が報じられることとなったTAG Heuer Connected Modular 45でしたが(過去記事)、本日正式に発表されました。
既報通り、この新型スマートウォッチは、時計本体部、ラグおよびストラップを自分好みにカスタマイズすることが可能な点を大きな特徴としており、様々な素材やデザインで構成された56種類のバリエーションモデルが用意されています。
さらに、各モジュールについて追加オプションも用意されており、最終的な組み合わせの数は500通りにも達するとのことです。
また、本体部分については、同社が誇る高級機械式腕時計「Calibre 5」と、さらに高価な機械式腕時計「Heuer 02T Tourbillon」の2種類をオプションで選択することも可能であり、TPOや気分に応じて、スマートウォッチと機械式腕時計とを使い分けることが可能です。
なお、TAG Heuer Connected Modular 45は、1650ドル(約19万円)から購入できますが、最上位モデルを手に入れるために、6750ドル(約77万5000円)が必要になります。
以下は、基本構成モデルの主なスペック。
OS | Android Wear 2.0 |
ディスプレイ | 1.39インチ 真円形AMOLEDディスプレイ |
SoC | Intel 64-bit デュアルコア Atom Z34xx(※型番非公開) |
RAM | 512MB |
ストレージ | 4GB |
ワイヤレス | Bluetooth 4.1 Wi-Fi 802.11 b/g/n NFC |
バッテリー | 410mAh |
対応機種は、「Android 4.3 Jelly Bean」以降のOSを搭載するAndroidスマートフォン、または「iOS 9」以降のOSを搭載する「iPhone 5」以降の端末とのこと。
なお、既に米国、英国、香港、欧州、オーストラリア、マレーシアおよびシンガポール国内において、販売が開始されています。日本市場への投入予定は発表されていませんが、先代モデル「TAG Heuer Connected」は既に国内においても販売されており、後継機種の国内発売にも期待できそうです。
[TAG Heuer via Android Police]
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