YouTube、アノテーション編集機能を5月2日で廃止。以降はカードと終了画面で代用を呼びかけ
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YouTubeが、動画の上にテキストなどをレイヤー表示する「アノテーション」の編集ツールを5月2日で廃止すると発表しました。以後は動画にアノテーションを付加することはできなくなります。5月2日以降は、すでに設定したアノテーションはちゃんと表示するものの、新たにアノテーションを動画に付け加えることはできません。
アノテーション機能はもともと、ユーザーを次に見てほしい動画へと誘導するために作られた機能で、HTMLのように文やリンクを動画上にかぶせて設置できるものでした。しかし、現在の視聴ユーザーにとっては動画表示を邪魔するダサいリンクでしかなく、表示されればすぐに消す、という人も多いと思われます。
またアノテーション機能はスマートフォンなどモバイル環境には対応していないため、重要な情報を載せたとしても多くのYouTube視聴者にはその存在すら気づいてもらえない問題もありました。
YouTubeはすでにアノテーションの代替機能として「カード」機能と「終了画面」機能を提供中です。より視聴者とつながりやすいというこれら機能の利用増加に伴い、アノテーションの使用は70%も減ったとYouTubeは主張しています。
まあ新しい2つの機能にしても、おそらくほとんどの視聴ユーザーには邪魔でしかないはずです。とはいえ少しでも収益をあげたいアップロードユーザーにとってはこれが非常に重要なツールとなります。スマートフォンなどのモバイル環境で表示できるという点でも、カードと終了画面はアノテーションより優れており、アップロードした動画から収益を得ているユーザーならきちんとマスターしておくべき機能です。
ちなみにカードや終了画面も、Google TVやChromecastなどいったテレビ、テレビ向けデバイスのYouTubeアプリには非対応です。ただこちらはモバイル機器やPCで視聴する人に比べるとその数は少なく、大して重要ではない話かもしれません。