DigiTimesは16日(現地時間)、米マイクロソフトの2-in-1型タブレットPC「Surface Book」の後継機種は、より伝統的なクラムシェル型の筐体を採用する見込みと報じています。
現行モデルの2-in-1型「Surface Book」
サプライチェーン筋がDigiTimesに明かしたところによると、次世代Surface Bookはクラムシェル型の筐体を採用するほか、価格設定も現行モデルから大幅に引き下げられる見込みとのことです。
前者については、同じく2-in-1型のタブレットPCとして併売されている「Surface Pro」シリーズと、製品としての立ち位置の違いが曖昧になってしまっていることが、後者については、現行モデルの価格設定が、製品の売れ行きに大きな歯止めをかけてしまっていることが理由であるとされています。
また、現行のSurface Bookは、最小構成モデルが1499ドル(約16万9000円)から販売されていますが、次世代モデルにおいては、およそ1000ドル(約11万3000円)にまで低価格化が図られることとなる模様。
なお、13.5インチディスプレイとマグネシウム合金製の筐体については現行モデルから継承され、早ければ今月末、あるいは来月中にも正式に発表される見込みと報じられています。
“2-in-1型タブレットPC” であることは、Surface Bookと他のノートPCとを差別化する上での非常に重要な特徴であると言えますが、はたして本当にマイクロソフトはその個性を手放してしまうのでしょうか。
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