日産のハイテクすぎる椅子、カレーうどん店で「1日だけ」導入へーー羽田空港で体験可
今後の応用に期待
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行列を自動で進む椅子「プロパイロットチェア」ーー日産自動車が1年前に公開し話題となったこの奇妙な椅子を、羽田空港のカレーうどん専門店が導入します。
プロパイロットチェアは、日産の自動運転技術「プロパイロット」のPRのために作られた椅子。高速道路などの自動車専用道路において、先行車両との車間距離を一定に保ち、かつ車線中央を走行するようにステアリング操作を支援する日産の自動技術を応用して開発したといいます。2016年2月16日にこの椅子の動画が公開されるやいなや、大きな反響を集めたといいます。
このプロパイロットチェアの活用を希望する店舗を2016年9月〜12月まで募集したところ、多くの応募があったとのこと。検討の結果、羽田空港の出発ロビーの間近にあるカレーうどん専門店「Cuud」(羽田空港第一旅客ターミナル 2階)が選ばれ、「1日だけ」の設置が決定したといいます。
プロパイロットチェアを設置するカレーうどん専門店のCuudでは、3月23日(木)の11時から14時までの間「プロパイロットチェア」を設置予定。当日は誰でも実際に座って機能を体験できるといいます。
設置は実用性より話題作りという意味合いが大きいものの、その自動運転を応用したそのテクノロジーにはワクワクさせられます。例えば車椅子に組み込めば、介護現場で役立つかもしれません。今後、「動く椅子」を活用した様々な製品やサービスが登場するのか、楽しみにしたいところです。