Airじゃないですよ、Airじゃ。
Apple(アップル)は21日、事前にアナウンスしていたオンラインストアのメンテナンスを行ない、9.7インチの新型「iPad」を発表しました! こちらのモデルは機能はAirのアップデート版でありながら、正式な名称は「iPad」になります。
2013年に「iPad Air」になってから、約3年半ぶりに無印に戻ってきた新型iPad。いったいどんなスペックなのでしょうか? ざっとまとめてみました。以下は「iPad Air 2」→「iPad」の変更点です。
プロセッサ:A8X → A9
コアプロセッサ:M8 → M9
本体厚み:6.1mm → 7.5mm
本体重量(Wi-Fiモデル)437g → 469g
(Wi-Fi + Cellularモデル):444g → 478g
フルラミネーションディスプレイ→なし
反射防止コーティング→なし
16GB, 64GB, 128GB → 32GB, 128GB
カラーは今まで通りシルバー、ゴールド、スペースグレイ。ローズゴールドはありません。
外観のデザインはこれまでのiPad Airとほとんど変わりませんが、重量や厚みなどは増え、初代「iPad Air」と共通する点が多くあります。iPad Air 2を使っている方なら、少し気になる厚みかもしれません。
また今回のモデルは、フルラミネーションディスプレイや、反射防止コーティングを採用していません。どちらもディスプレイの仕上がりに関わる加工なのですが、これによってディスプレイの写り込みがiPad Air 2と比べ少し増えるかもしれません。
しかしそんな欠点をカバーしているのが、その価格。新型iPadは3万7800円(税別)より販売されます。iPad Air 2は5万3800円(税別)からだったので、とにかく価格が安いのが特徴的なモデルです。
そして、まだ新型の「iPad Pro」の発表が噂されており、これからさらに機能が盛り込まれたiPad Proが登場するかもしれません。価格やスペックなどを見る限り、今回の新型iPadはそんなiPad Proとの差別化をはかったモデルと見てもいいでしょう。
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