米国版HUAWEI Mate 9がAlexaに対応、出荷時からAlexaに対応する初のスマートフォンに
Alexaには早く日本語をしゃべってほしい!
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HUAWEIが1月のCES 2017で発表していたとおり、米国版Mate 9にAmazonの音声AIアシスタント Alexaに対応するアップデートを開始しました。今後米国で出荷されるMate 9にはAlexaアプリがプリインストールされ、出荷時からAlexaに対応する初のスマートフォンとなります。
音声コマンドで照明やエアコンなどのスマート家電を操作したり、天気予報やニュースを聞いたり、Amazonで買い物をしたりといった10,000を超えるAlexaのスキルを利用できます。また、iOSアプリでは非対応だったドアロックにも対応。
AmazonのiOSアプリがAlexa音声アシスタントを搭載。米国内で買い物やニュース読み上げ、対応機器の操作が可能に
しかし、SiriやGoogle Now(Googleアシスタント)のようにスマートフォンがどの状態でも「Hey Siri」や「OK Google」などのホットワードで使い始められるわけではなく、使用するためには手動でAlexaアプリを立ち上げる必要があります。また、現状ではタイマーやアラーム、SpotifyやTuneInなどでの音楽再生には対応しておらず、これらの機能は今年後半に提供される予定です。
Android端末のAlexa対応としては、MWC 2017で発表されたAlcatel A5 LEDがAlexaアプリを搭載していました。MotorolaもMoto Z/Z Playで利用できるAlexa対応のMoto Modsを今年後半にリリースするほか、SiriやGoogleアシスタントのように完全にAlexaを統合したスマートフォンをリリース予定と発表しています。
Google Now(Googleアシスタント)が標準で利用できるAndroidにあえてAlexaを搭載するというのは、それだけAlexaの機能が抜きん出ていることの表れなのかもしれません。しかし肝心のAlexaが使えるのは現在、米国、英国、ドイツ、オーストラリアのみ。早く日本でも使えるようになってほしいところです。
[Image / Amazon Developer]