律子「Oh, Darling!」
続き物です。
律子「引っ越したらお隣さんがプロデューサーだった」
P「起きたら律子が膝の上で寝ていた」
春香「プロデューサーさん・律子さん対策会議を始めます!!」
とりあえず、くっつける。
このSSは、Pと律子の2人の関係に振り回される765プロみんなのお話。
ガチャ パタン
ガチャ
「おっ」
「おはようございます、プロデューサー」
「おはよう、律子」
「それじゃあ行きましょうか」
「ああ。ゆっくりしてたら電車に間に合わなさそうだし」
「そうですね」
テクテク カツカツ
「定期は?」
「持ってる」
「今日の会議用の書類は?」
「OK。律子こそ今度のライブ用のプレゼンは?」
「バッチリですよ」
「ハンカチ」
「持ってる」
「ティッシュは?」
「持って・・・あ~、昨日使ったんだ」
「はいっ。昨日道端で余分に貰ったのがあるんで」スッ
「ありがとう」
「そうだ、折畳み傘持ってきてるか?夕方降るかもって天気予報で言ってたぞ?」
「・・・」
「おっ、忘れた?」
「ふふっ、持ってますよ」
「・・・相変わらずちゃっかりしてるな」
「なに悔しがってるんですか」クスッ
「おっ、着いた着いた」
「電車、十分間に合いそうですね」
「ああ」
ガチャ
P「おはよう!」
律子「おはようございます!」
「「おはようございまーす!!」」
小鳥「おはようございます、プロデューサーさん、律子さん」
亜美「真美隊員、相変わらずりっちゃんと兄ちゃんは一緒に出勤ですな?」
真美「亜美隊員それに気づくとは・・・流石は夫婦ってやつですな?」
亜美真美「「んっふっふ~」」
律子「こら!な、何言ってんのよ!」///
律子「大体、隣同士で住んでるだけで何もないわよ」
真「でも、時々一緒にご飯作ったりとかしてるしほとんど夫婦みたいな感じだよね」
律子「なっ!」カアァ
律子「ぷ、プロデューサーも何か言ってくださいよ!」
P「・・・」
律子「プロデューサー?」
P「ん?あ、ああ、そうだぞ?」
P「ただ隣同士で、仲がいいからそういうことをしてるだけってこと」
春香(それにしてはお仲がよろしすぎるような気がいたしますが・・・)
千早(全く同感ね・・・)
P「そうだ。春香、千早、今からスタジオでレコーディングだったな?準備は出来てる?」
春香千早「「はいっ」」
P「よし、じゃあ行くぞ。みんな行ってきます!!」
「「いってらっしゃーい」」
ガチャ パタン
律子「・・・」フゥ
亜美「愛しのダーリンが行っちゃったよ~?」
律子「う、うるさいわね・・・」
あずさ「プロデューサーさんがダーリンだと、幸せでしょうね~?」
律子「そ、それはなったことないですから分かりませんけど・・・」
伊織「でも、アイツがダーリンだと嬉しいでしょ?」
律子「そりゃもちろ、はっ!!」バッ
竜宮「「「・・・」」」ニコニコ
律子「ううううぅぅ・・・」プシュー
_________
______
___
1か月後
ブロロ・・・
亜美「う~、今日も仕事疲れたよ~・・・」
律子「今日は小鳥さんがケーキを買ってきてるから、事務所に戻ったら食べてゆっくりしなさい」
亜美「ほんと!?やったー!!」
あずさ「よかったね亜美ちゃん、うふふっ♪」
伊織「ケーキもいいけど・・・久々に、ね?」
あずさ「うふふっ、そうね?」
律子「ええっ、ち、ちょっと何?」
亜美「第何回かよく分かんないけど、りっちゃん×兄ちゃんの定例記者会見~!!」
律子「ええ~・・・」
伊織「残念ながら逃れられないわよ?にひひっ♪」
あずさ「それで律子さん、最近どうなんですか?」
律子「最近・・・最近は一緒に夕飯作ったりとかしてないわね・・・」
亜美「そうなの?」
律子「ええ」
あずさ「大体どれくらいですか?」
律子「えっと・・・大体3週間くらいですね」
伊織「アンタたち週2くらいでいちゃいちゃしてたじゃない、どうしたのよ?」
律子「いちゃいちゃって・・・」カアァ
あずさ「最近忙しいんですか?」
律子「とりわけ忙しいってわけではないですけど・・・」
伊織「けど?」
律子「突然夕飯の誘いも無くなったし、誘っても何かはぐらかされちゃうのよね・・・」
あずさ「突然ですか~、どうしたんでしょうね?」
亜美「もしかして、兄ちゃんに彼女が出来たとか?」
律子「えっ・・・」
伊織「ち、ちょっと律子、そんな顔しないでよ!!」
亜美「り、りっちゃん冗談だよ~!!」アタフタ
律子「私、嫌われたのかな・・・」ズーン
あずさ「それはないですよ、嫌われてたら一緒に事務所から帰ったりしませんから」
律子「だ、だったらいいですけど・・・」
亜美(嫌われるとかぶっちゃけないっしょ)
伊織(いつも夫婦漫才見させられてる気にもなってみなさいよ)
伊織「とりあえず、今日も一緒にご飯作るかどうか誘ってみたら?」
律子「そ、そうね・・・もうすぐ事務所に着くわよ」
「「「はーい」」」
ガチャ
律子「ただ今戻りましたー!」
P「おっ、4人ともお帰り」
律子「お、お疲れ様です。帰ってきてたんですね」
伊織「ねえ律子、早く言いなさいよ」ボソボソ
律子「わ、分かってるわよ・・・」ボソボソ
律子「あ、あの!今夜良かったら一緒にご飯作って食べませんか?」
P「こ、今夜か?」
律子「はい!」
P「ええっと・・・そ、そうだな・・・prrrrrrr
P「あっ、電話だ。はい、もしもし・・・はい・・・本当ですか!?」
P「分かりました!」ガチャ
亜美「兄ちゃんどうしたの?」
P「再来週の歌番組の特番に入れてもらえるかもって!」
P「今からテレビ局行って打ち合わせしてくる!すまん律子、また今度!!」
律子「え、ええ・・・」
ガチャ バタン
亜美「ああ、りっちゃん・・・今回はドンマイだったね・・・」
律子「そ、そうね・・・でもそれ以前に、誘った時からあんまり乗り気じゃなかったよね・・・」
律子「やっぱり避けられてるのかも・・・」ズーン
あずさ「だ、大丈夫ですよ律子さん、たまたまですよ」
律子「だったら良いけど・・・」
律子「・・・ちょっと上で空気吸ってくるわね?」
ガチャ バタン
伊織「ありゃなかなか重症ね・・・」
春香「伊織たち、どうしたの?」
伊織「実は・・・」カクカクシカジカ
響「え?」
美希「ハニーが律子のことを避けてる?」
貴音「あの方と律子の関係を考えたら、それは絶対ありえないことだと思うのですが・・・」
雪歩「そうですよね・・・」
「「「う~ん・・・」」」
律子宅 20時45分
ガチャ パタン
律子「・・・ふう」
律子「結局一人でご飯食べて帰ってしまったわね」
律子「よいしょっと」ポスッ
律子「・・・」
律子「プロデューサーに避けられてるかもしれない」
律子「私は私でしょっちゅうプロデューサーの部屋に行ってたし・・・」
律子「しつこいって思われて・・・それでもう嫌になったのかも・・・」
律子「・・・」チラッ
律子(向こうはプロデューサーの部屋・・・)
律子「はあ・・・」
律子「お風呂入って早く寝て忘れよう・・・」
_________
______
___
P「なあ律子、ちょっと話があるんだ」
律子「え?話ですか?」
P「ああ、ちょっとな。おーい!」
ガチャ
「チャオ☆」
律子「」
P「紹介するよ。俺の・・・大切な人だ」
律子「えっ」
「チャオ、エンジェルちゃん☆」
P「俺は決めたんだ、この人とずっと生きていくって」
P「だから・・・そろそろ引っ越そうかと思ってるんだ」
律子「えっ」
P「よし、そろそろ行こうか」
P「じゃあな、律子」
「またね、チャオ☆」
律子「う、嘘・・・待ってくださいよプロデューサー・・・」
律子「いやああぁぁぁ!!」
律子「いやあぁぁ!!」ガバッ
律子「ゆ、夢・・・?」ハァ…ハァ…
律子「いやな夢・・・」
律子「今何時かしら?・・・3時前か・・・」
律子「・・・寝よっと」
_________
______
___
17時 765プロ事務所
律子「・・・」ズーン
春香「律子さん、えらい気落ちしてますけどどうしたんですか?」
小鳥「プロデューサーさんに振られちゃった夢を見たらしくて・・・」
真美「その夢見た後から寝つけてないらしいよ?」
春香「な、なるほど・・・」
ガチャ
P「ただいまー!」
律子「!」ビクッ
真美「おっ!兄ちゃんおかえりー!」
春香「お帰りなさいプロデューサーさん」ニコッ
小鳥「お仕事ご苦労様です」ニコッ
P「3人ともただいま」
P「・・・ん?」
律子「お疲れ様です・・・」グデー
P「いやいや、こっちがお疲れ様って言いたいくらいのお疲れっぷりなんだけど・・・どうしたんだ?」
小鳥「どうやらちょっとダウナーなことがあったみたいで・・・」
P「なるほど、仕事でヘマしたとかそういうことか。律子にしては珍しいな」
真美(それは違うっしょー)
春香(仕事っていうよりプロデューサーさんのせいだよね)
P「ふむ・・・よし!」
P「律子!今日飲みに行こう!」
「「「!」」」
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