ラ・マシン初の公式本。機械仕掛けの巨大マシンの写真やスケッチ、制作風景、解説を掲載

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「ラ・マシン(La Machine)」をご存知でしょうか。フランスのナント市に拠点にしており、2009年には日本を訪れ話題となったスペクタクルアート集団で、機械仕掛けの巨大な蜘蛛や象、少女などの動くマシンが有名です。ご存知のない方は、説明するより動画を見た方が早いと思いますので、以下をご覧ください。

横浜開港150周年の記念イベント「開国博Y150」のプレイベントとして2009年に横浜に来た際の光景です。数人の操縦者が巨大な蜘蛛の脚や胴体を動かしています。

以下は中仏国交樹立50周年の祝賀イベントで公開された巨大なドラゴンのマシンです。火を吹いたり、煙を鼻から出したりすることができます。すごい迫力ですね。

現在、芸術監督をしているフランソワ・ドゥラロジエールさんと様々なクリエイターによって1999年に設立され、ヨーロッパを中心に、世界中の街で幻想的なパフォーマンスを繰り広げています。
巨大な動くマシンが完成するまでに、技術者や彫刻家、建築家、クリエイターなど30以上の専門の技術が駆使され、木材、革、鋼鉄、銅、真鍮など異なる素材を、それぞれの良さを損なわずに組み合わせています。

その「ラ・マシン」の写真、メイキング、スケッチ、解説などが満載に掲載された初の公式本「ラ・マシン カルネ・デ・クロッキー 写真とデザイン画集」が4/7に発売されます。マシーン誕生の舞台裏を創作者であるフランソワ・ドゥラロジエールさんが解説で明かします。






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作動中のチョウチンアンコウ。ライトは光ファイバーが使用されています。
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ウミヘビの鱗を制作中。マンタのヒレ用のクランク軸が設置中
81A4j0YfBxL-のコピー






深海の世界、上面図。数パターンの口の習作が鉛筆によって描かれています。
81gWfxvQx+L-のコピー

チョウチンアンコウ、細部を描きこんだ全体図
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ラ・マシン カルネ・デ・クロッキー 写真とデザイン画集

ラ・マシン カルネ・デ・クロッキー 写真とデザイン画集
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フランソワ・ドゥラロジエール
玄光社
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