『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』に出てくる多脚戦車「タチコマ」は、そのかわいらしい形、声、そして動きで大人気。特に1体だけではなくチームとなった時の自己犠牲の精神は見るものを涙ぐませました。そのタチコマがなんと、CVの玉川砂記子さんの声のままで喋り、動き、しかも並列化するんです。ま、まじかー。こんなヘンタイ的(誉め言葉)プロダクトをお送りするのはもちろん、おなじみのセレボさんです。
まずは動画でどうぞ!
外観、動きの再現度がすごい
今回モデル化されたタチコマは1/8スケール。版元から提供された3Dデータを元に緻密に再現されたために、まさにスクリーンtoリアル(S2R)。この「S2R」はセレボが提唱しているアニメや映像から世界観をそのままにリアル、現実世界にプロダクトを再現するプロジェクト。第1弾はドミネーターで今回は第2弾となります(関連記事:エンジニアが本気を出すと玩具も変わる。全自動可変型PSYCHO-PASS「ドミネーター」)。
僅かにデフォルメされたのはリアにあるポッド部分、多少小さくすることで全体のバランスをとっています。本体内の狭い空間になんと15個のサーボ、6つのDCモーターを内蔵。可動範囲はなんと22軸で、4本の脚はそれぞれ3自由度を持っているからまさに玩具を超えた、マジもんのロボット。スマホアプリから遠隔操作することもでき、多脚の先についたローラーで4輪駆動します。
目にあたる環境センサーはカメラを内蔵、画像認識までちゃんとするんです。
喋り、人工知能がすごい
dfpAdsManager.renderBlock("/15055520/pc_gizmodo_inread");