9519154色々な学生と面接をする中で、とある偏差値40台の大学の学生「高橋君」に出会いました。彼は高い志とモチベーションをもって学生生活を送り、社会人としてはばたきたいと目を輝かせていました・・



面接の合否を決める責任者であった私は評価シートに「入社後、高い成長性が期待できる。学歴こそ低いもののポテンシャルは高い。」と記入し、最高評価のAランクでの合格として上層部に提出しました。

呼び出しを受けたときに、「あ、やっぱりか」と思いました。人事室長は低学歴の者を嫌っており、採らない方針で有名でした。

「あかん!うちはマーチ未満はとらん方針やろ。低学歴の奴は勉強する根性さえ身についていない怠け者や。そんな奴に仕事ができるわけがない。どうせすぐ辞めるのがクチや」

室長の弱みは室長より上の人間。私は思い切って全体会議で社長に進言してみることにしました。


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学歴は低いが優秀な学生がいたと報告し、学歴選別をなくしましょうと提案しました。室長は一瞬、ギロリとこちらをにらんだ後、みけんにしわをよせていました。

「うん、いいね。いいんじゃない」

その後、高橋君は希望していた営業に配属になってから、入社後5日でばっくれ退社しました。

理由はおそらく、コピーのミスを怒られたことだと思います。11時頃に気がついたらいなくなっていて、それ以降電話にでないとのこと。

皮肉にも室長の「勉強する根性もない」と言う言葉通りだったのです。私は間違っていたのでしょうか。長年経験のある室長の言うことを素直に聞いていればよかったのでしょうか・・


某大学授業風景

















(source: STORYS.JP - Fランク大学の学生を採用したらこうなった

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