ガヴリール「腰が痛くて動けん…」
- 2017年03月29日 23:40
- SS、ガヴリールドロップアウト
- 3 コメント
- Tweet
カタカタカタカタ…
ガヴリール「…………よしよし、良い感じだな」カチッ
ガヴリール「最初は地雷パーティだと思ってたけど思ったよりいけるな、この調子でいけばボス戦も余裕だろ」カチカチ
ガヴリール「さて、次の階層に行く前に…」
ガヴリール「「ちょっとトイレ」…っと」カタカタ
ガヴリール「よし、さっさと済ませるか……」ムクッ
ガクッ
ガヴリール「………………っ!?!?」ビクンッ
ガヴリール「あ、あああああっ!!!腰がぁぁ!!腰がぁぁぁっ!!!」
ヴィーネ「それで、私を呼び出したわけね…?」
ヴィーネ「私今から寝るところだったんだけど……」
ガヴリール「すまんヴィーネ、だけどこれは緊急事態なんだ」
ガヴリール「あまりの腰の痛さに歩くことすらままならない」
ヴィーネ「まったく、日頃からゲームばかりしてるからよ」
ヴィーネ「運動だってろくにしないし、腰痛になっても仕方がないわ」
ガヴリール「まぁ、こうなるって知ってたら少しは気を付けたんだけどな」
ヴィーネ「はぁ、その調子じゃ一人で立てないんでしょ?」
ガヴリール「…うん」
ヴィーネ「今日は寝るまで面倒見てあげるから、ゲームはやめて安静にしてなさい」
ヴィーネ「…何よ」
ガヴリール「ヴィーネが来る前からずっと我慢してた事があって…」モジモジ
ヴィーネ「あんたまさか…」
ガヴリール「私をどうにかトイレまで運んで欲しいんだけど…」
ヴィーネ「はぁ、仕方ないわね、支えててあげるから、ゆっくり立ち上がりなさい」スッ
ガヴリール「い……っ……」ムクッ
ヴィーネ「立つだけで痛いなんて、結構重症ね…」
ヴィーネ「トイレの前まで来たわけだけど…」
ガヴリール「ごめんヴィーネ、座る動作も結構痛いんだよ…」
ヴィーネ「…もしかして、私もトイレに入らなきゃだめ?」
ガヴリール「…仕方ないだろ、立つのにも座るのにも一人じゃ難しいんだから…」
ヴィーネ「わ、わかったわよ…」
……
ガヴリール「腰が痛くてパンツを下ろせないんだが」
ヴィーネ「えっ…」
ガヴリール「ごめんヴィーネ、もう結構限界近いんだよ…」モジモジ
ヴィーネ「うぅ……」カァァァァ
ガヴリール「早くぅ……」ソワソワ
ヴィーネ「わかったわよ、今から脱がすから…!」
スルスル……
ガヴリール「ヴィーネ、手つきがいやらしいぞ」
ヴィーネ「うっさい!そんなつもりないわよ!」
ガヴリール「ふぅーーーー……」ビクンッ
ヴィーネ「なんで私はあんたのおしっこする姿を見ないといけないのよ…」
ガヴリール「別に見なくてもいいじゃん、後ろ向けば?」
ヴィーネ「…………」
ガヴリール「なんで黙るんだよ…」
ヴィーネ「もう全部出した?」
ガヴリール「…うん、迷惑かけてごめんな」
ガヴリール「あと、紙で拭き取る動作も結構キツいから、手伝って欲しいんだけど…」
ヴィーネ「そ、それはさすがに不味いんじゃ…」
ガヴリール「なんでだよ、女同士だし別に問題なくね?」
ヴィーネ「うぅ…」カァァァァ
ガヴリール「ありがとなヴィーネ、助かるよ」
ヴィーネ「じゃあ……拭くわよ?」
ガヴリール「よし、こい」
ヴィーネ「…………」
サワッ……ゴシゴシ……
ガヴリール「んう……っ」ピクッ
ヴィーネ「ちょ、ちょっと!変な声出さないでよ!」
サワサワサワ……
ガヴリール「い、いや……っ……もう拭かなくていいから……ん……っ…」ビクンッ
ガヴリール「お前、わざとやってんだろ……」
ヴィーネ「何よ、ガヴが一人で拭けないっていうから手伝ってあげたんじゃない」
ガヴリール「まぁ、それはそうなんだけど…」
ヴィーネ「それよりガヴ、あんた今日お風呂入ったの?」
ガヴリール「こんな状態だし入らなくていいだろ、浴槽に浸かるのもキツいし」
ヴィーネ「何言ってんのよ、女の子がお風呂に入らないなんてありえないわよ」
ガヴリール「いやいや、でもさ…」
ヴィーネ「シャワーでいいから浴びなさい、私が洗ってあげるから、ね?」
ガヴリール「お、おう…」
ヴィーネ「痒いところはありませんかー?」シャカシャカ
ガヴリール「おおー良い感じ、上手いもんだな」
ヴィーネ「ふふ、私一度で良いからガヴリの髪の毛洗ってみたかったの!」
ヴィーネ「やっぱりサラサラなのねー」
ガヴリール「何でお前そんなにテンション高いの?」
ヴィーネ「私一人っ子だったから、こういうことに憧れてたのよ」
ヴィーネ「なんだかガヴって手のかかる妹って感じするし」
ガヴリール「何で私が妹なんだよ、こうみえても私、現役でお姉ちゃんやってるんだぞ?」
ヴィーネ「ふふふ、そうね、ガヴはお姉ちゃんねー」ニコニコ
ガヴリール「うっぜぇ…」
ヴィーネ「さて、体洗おっか」
ガヴリール「ん、あんま強くするなよ」
ヴィーネ「わかってるわよ、まずは首元からね…」
ゴシゴシ…
ヴィーネ「どう?痛くない?」
ガヴリール「うん、丁度いいよ」
ヴィーネ「じゃあ、下げていくわね…」
ゴシゴシ
ムニッ…ムニュッ
ガヴリール「お尻、念入りに洗いすぎじゃね?」
ヴィーネ「そう?私はいつもこんな感じなんだけど…」
ガヴリール「本当かよ…」
ガヴリール「ふーーーー、さっぱりしたー…」
ヴィーネ「ちょっとガヴ、ちゃんと髪の毛乾かしなさいよ!」
ガヴリール「いいだろ別に、適当にしときゃ乾くって」
ヴィーネ「その髪の長さで乾くわけないでしょ、いいからじっとしてなさい」
ガヴリール「やだよ、じっとしてたらエ口いことしてくるじゃん」
ヴィーネ「んな…っ」
ガヴリール「さっき体洗うときなんかさ、お前、指入れてただろ?」
ヴィーネ「ちっ、ちがっ!あれは仕方なく仕方なく…!」
ヴィーネ「そう!さっきおしっこしたばかりだったから、綺麗にしようと思って…!」アセアセ
ガヴリール「ふーーん……」ジトッ
ガヴリール「よっし、ネトゲするぞーーっと…」ゴロンッ
ズキィッッッ!!!
ガヴリール「あああああぁぁぁぁ!!あああっ!!!腰がぁぁぁっ!!!」
ヴィーネ「ちょっと!安静にしなさいって言ったでしょ!!」
ガヴリール「う、うぐぅ……今日がイベント最終日なのに…」
ヴィーネ「いいから寝なさい、ベッドまで運んであげるから!」
ガヴリール「くっそぉ……」
ヴィーネ「仕方ないじゃない、明日になってもどーせあんた一人じゃ動けないんでしょ?」
ガヴリール「まぁ、そうだけどさ」
ヴィーネ「明日は病院まで付き添ってあげるから、今日はこのまま寝なさい」
ガヴリール「……なんか悪いな」
ヴィーネ「いいのよ、困った時は助け合うのが友達でしょ?」
ガヴリール「ヴィーネ……」
ガヴリール「ありがとう、今日は本当に助かったよ」
ヴィーネ「ふふ、素直なガヴも可愛いわね…」クスッ
ガヴリール「なんで笑うんだよ!」
ガヴリール「……」スヤスヤ
ヴィーネ「……ガヴ?」
ガヴリール「んむぅ……」
ヴィーネ「……寝てるわね…」
ガヴリール「……ヴィーネぇ…」ムニャムニャ
ヴィーネ「今日一日、ガヴリールの面倒を見たんだもの、ちょっとくらいご褒美を貰ってもいいわよね……?」
ヴィーネ「うん、いい、いいに決まってるわ、これは正当なる報酬なんだから…」ゴクリ
ガヴリール「……」スヤスヤ
……
医者「……よし、じゃあちょっと横になってくれる?」
ガヴリール「…はい」ゴロンッ
医者「ちょっと、腰触っていくから、服脱いでもらっていいかな?」
ガヴリール「はい」ヌギヌギ…
バサッ…
医者「ここ、痛い?ここは?」ググッ
ガヴリール「そこは大丈夫です……あーそこ…っ…そこちょっと痛いです…」
医者「……そこちょっと天真さんって、高校生でしたよね…?」
ガヴリール「…?はい、そうですけど…」
医者「まだお若いのに、お盛んなんですね」
ガヴリール「…?」
医者「ちょっと夜の回数を減らした方が良いと思います、そういったことが原因で腰を痛める人、いるんですよ?…」
ガヴリール「…は?」
医者「唇の跡くっきりついてますよ、それも沢山…」
ガヴリール「」
完
コメント一覧
-
- 2017年03月29日 23:53
- オチがしっかりしてる
-
- 2017年03月29日 23:58
- 非18禁かと思いきや18禁だッたでござる
もうssのヴィーネはさああ!!