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即売会で売るものがないので、販促物で手軽なオリジナルグッズを作ってみた | オリジナルノベルティ専門店

2017.03.30

即売会で売るものがないので、販促物で手軽なオリジナルグッズを作ってみた

即売会で売るものがないので、販促物で手軽なオリジナルグッズを作ってみた
こんにちは! オモコロ編集部です。
 
先日、Webメディアびっくりセールという、デイリーポータルZさんが主催するよみものWebメディアの展示・即売会に我々オモコロも参加いたしました!
 
ネットメディアの人たちが、本やグッズなどを会場で頒布するというものです。
 
とはいえ、この即売会で売るものが特になかった我々は、販促花子で無理やりオリジナルグッズを作らせていただきました。
 
今回グッズを作ったのは、オモコロ編集部の4人!
  
 

オモコロ副編集長 ARuFaのグッズ

ARuFa
石焼ビビンバのピークって、一番最初にジュージュー鳴らしながら中身を混ぜる瞬間だと思うんです。むしろあの瞬間のためにビビンバを注文していると言っても過言ではありません。




 
可能なら、一生ビビンバを混ぜていたい……そんな気持ちを商品に落とし込んだのがこの「無限ビビンバ」です。
 
パズルにビビンバを印刷したこの商品なら、あの幸せな瞬間を一生味わうことができます。
 
さすがに音は本体から出ないので、この「ビビンバ.mp3」をDLしてそれを聞きながら最高の時間をご堪能ください。
  
 

  
 
 
 
 

オモコロ副編集長 永田のグッズ

  
みなさんは「バズ」という言葉をご存知でしょうか?
 
バズとは、特定の単語や物事がインターネット上で爆発的に短期間で広がる様子を言います。簡単に言うと「超々々々ウケる」というようなことです。
 
つまりインターネットで記事を書いたり何かを発表している人のほとんどは、バズを目標にしていると言っても過言ではありません。
 
でも、このバズってあまりにも悲しいんですよね。
 
いざバズを達成したところで手元には何も残らず、話題になるのが早かっただけに忘れられるのも非常に早いんです。
 
あんなに頑張って作ったのにみんなはもう、次のバズってるコンテンツに夢中です。
「あれ俺が作ったんだぜ」などと吹聴してみても過去にバズっていたコンテンツなど、むしろダサい扱いされる始末。
 
ちょっとさすがにインターネット、スピードが早すぎませんか?
もう少しバズった人の労をねぎらうべきではないでしょうか?
  


 
そう考えて私は「バズ祝いタオル」を作りました。
 
バズった人に「おめでとう」の言葉とともにこのタオルをプレゼントすれば、一生残る記念となるでしょう。
 
バズという情報を、タオルという物質へ。
お祝いの気持ちを形にしてあの人に送ってみませんか?
 
ちなみにタオルには「バズ祝い」の言葉とともに、弊社運営メディア「オモコロ」という文字がデカデカと載っています。
 
それは我々もバズりたいからです。
むしろこのタオルを作ったことで我々はバズりたい。
 
おい、それは俺のバズだ。横取りするな。誰も触るな。ぜ~~んぶ俺んだ。
バズだ。もっとバズをよこせ。まだまだ足りねえ。バズらねえ汚物ライターは消毒だ。粛清だ。断罪だ。
 
ソーシャルのケツにキスしろ。RTに許しを乞え。いいねに泣いて詫びろ。
「ありとあらゆるバズ」を、一万年かけて与え続けられ、それを一万回繰り返し、その後は何も残らない。
 
ようこそ、ここが地獄だ。
 
 
 
 

オモコロ編集部 加藤のグッズ

 
販促花子さんの商品の中に「ミントタブレット」があったので、コチラを使わせていただきました!
 
 


 
ミントタブレットに「白いおじさんがした糞」と書いた商品です!
 
お口の中がスッキリとする「フリスク」や「ミンティア」って人気商品ですよね。特に、仕事中に気分をリフレッシュしたいネットメディアのライター・編集者に売れると思うんですよ。
  


 
ほら、こんな感じで出てきます。「白いおじさんってウサギみたいなちっさいコロコロをたくさんするんだ」って思えて最高じゃないですか?
 
あと、「白い恋人」が大人気商品なので、「白い」と「人」が結びついた商品って絶対売れると思うんですよね。過去の成功例と、完璧なマーケティングで今回1位を狙います!
 
 

オモコロ編集長 原宿のグッズ


 「集合知」という言葉がありますが、インターネットと言えば人間の知性が集う場所ですよね。
 
その中で記事を書いている人間が集まるとなれば、これはもうかなりの知的水準の高さと、美的センスがものをいうことになるでしょう。「インターネットの知の巨人たちの審美眼の高さに耐え得るもの」を作り上げるのは中々に骨の折れる作業でしたが、3日3晩寝食を絶って考え抜いたあとについに解に辿り着くことができました。こちらです。
 
 

 
おしっこウェットティッシュ。
 
 

 
しかもヒアルロン酸配合、です。
 
 



 
「おしっこ」という品名で宅配されたのには「悪意かよ」と思いましたが、インターネットキッズのみんなはきっとこの商品に高い評価を与えてくれるはずです。
 

 

本当にこんなグッズが売れるのか…? 販売会当日

 

 
広い会場の中で、各Webメディアがブースを借りて商品を陳列していきます。
 
 

 
我らがオモコロブースも、作ったグッズを並べます。
 
 

 
シンプルなデザインばかりなので、全体的に白いものが多くなってしまいました。
 
今回は公平を期すため、どの商品も300円に設定。おしっこやおじさんの糞が300円…?
 
まったく売れる気がしませんが、果たしてどの商品が一番売れるのでしょうか…? 
 
 

 
 
会場がオープンすると、さっそくお客さんが! いつもオモコロを読んでいただいている読者の方々ですが、そんなメディアとまったく関係ない商品が売れるの…?

 

 

 
売れたー!
 
ビビンバに関してはめちゃめちゃヘタな正の字ですが、さっそく4つも!
 
順調な滑り出しです。
 
 
 
 
 

 
有名メディアが集ったことで、会場は超満員!
 
人がごった返しています。
 
 

 
ほかのスペースでは、2400分の1で当たりが出る黒ひげ危機一発や…。
 
 

 
マッサージなどもありました。
 
本やグッズを売ると聞いていたんですが、なんかもうめちゃめちゃですね。
 
 

お客さんに試してもらう

 
とはいえ、ただ「おしっこ」や「糞」と書かれたものを何の躊躇もせずに買う人がいたら狂人です。売っといてなんですが。
 
なので、お試し的にお客さんへ試供してもらい、「大丈夫だよ! 安全なものだよ!」ということを理解してもらいます。
 
 

 
「白いおじさんの糞って、爽やかな味なんですね」とお客さん。
 
 

 
「おしっこ」と書かれたウェットティッシュで顔を拭いてもらう。きったね。
 
 

 
そんなこんなで、順調にグッズは売れていきました。はたして一番売れたのは…?
 
 

結果発表!

 

 
1位は永田の「バズ祝いタオル」で、なんと43個も売れました! 今回、Webメディア界隈の人が多かったというが勝因だったかもしれません。
 
ちなみに、「おしっこウェットティッシュ」は「白いおじさんがした糞」よりも2個多く売れました。
 
「うんこよりおしっこのほうが売れる」というどうでもいい知識だけ、みなさんに覚えていただければこれ幸いです。
 

教訓:うんこよりおしっこのほうが売れる

この記事を書いた人

オモコロ編集部

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