伝統と、テクノロジーとのコラボで実現しました。
純粋にこれを味わってみたい!とグイグイ前のめりになるような日本酒が登場予定です。それが、Makuakeにて資金を募っている『純米吟醸酒「雪どけ酒」冬単衣(ふゆひとえ)』。なんと日本酒の常識を覆す「-2℃」という氷点下の超低温で楽しめるお酒なんですって。
魅力は、口の中で変化する味わい。
まずは氷点下のキリッとした味、次に甘い香り、最後に米本来の上品な甘みと、ひと口で異なる3段階の味わいが楽しめます。
この味の三重奏を生み出しているのは、-2℃という温度設定。口に含むと体温で温まり、味わいが劇的に変化するのです。
うわなにこの魅力的なアピール。キリッと甘くて、上品で、変化して…。こんなこと言われたら飲んでみたいと思ってしまうのが人のサガですよ…。
しかし、このプロダクトが実現するための材料として、どうやったら-2℃という温度で飲むことができるのか? といった点にも注目しなくてはなりません。だって、ただキンッキンに冷やせばいいってものじゃなくて、-2℃という温度に最適化されたお酒であり、その温度を維持する必要があるわけですよね。
そこにはおなじみのあのメーカーの技術があります。-2℃という温度での保冷を可能としたのは、和服の単衣(ひとえ)のようなデザインの保冷バッグと、シャープが開発した特殊な蓄冷材料。こちらを取り付けた保冷バッグに冷えた日本酒を入れて、しばらくすれば適温の-2℃へ! グラスに注ぐその瞬間まで-2℃をキープできるとのこと。シャープってこういったジャンルでも研究開発を行なっていたんですね。意外な一面を見た気がします。
「雪が溶けるような」
と称される-2℃のために作られた日本酒、そして-2℃を可能とした蓄熱技術。テクノロジーの進化によって、僕たちはさらなる新しい味覚を、体験を味わうことができるのかもしてません。
発送は2017年7月と商品が届くのはだいぶ先