うっとりしてるわけではないそうです。
ガラス窓に映った自分の姿を興味深そうに、じーっと見つめているのは「オーストラリアイシチドリ」とよばれる1羽の野鳥。なんと数時間にわたって自分を見つめて離れなかったといいます。
下の画像は、オーストラリアのクイーンズランド大学構内で、ABC NewsのカメラマンであるNick Wigginsさんによって撮影されたもの。 WigginsさんのTwitterで公開されるとすぐにバズって、瞬く間にFacebookページまでできちゃいました。
We've all been there pic.twitter.com/AKgnF9EoXb
— Nick Wiggins (@nick__w) 2017年3月13日
そして、この写真に映るメモに気づいたでしょうか?
オーストラリアイシチドリです。気にしないでください、窓に映った自分を見つめてるのが好きなだけですから
この鳥の心のうちを代弁するかのようなメモを置いたのは、野生生物を保護する団体 Wildcare Australiaでボランティアとして働くCaitlin Raynorさん。
彼女がABC Newsに語ったところによると、この鳥の行動は「奇妙ながら一般的なこと」なのだとか。たしかに数ヶ月前には、ほかのチドリが数時間のあいだオフィス窓に映る自分を見つめる姿がブリスベンで目撃されています。
しかしイギリスのRSPCAによると、こうした鳥の行動について懸念しているのは自分の姿に執着することではなく、鳥の活動時間のほう。本来、このイシチドリは夜行性であるにも関わらず、日中の数時間を窓の前で過ごし、たまに疲れたのか尾をついて地面に座りながら、日没には去っ