9523202次のエコカーのエースは、「外部充電可能なプラグインハイブリッドカー!」というのが世界の趨勢。ということで、こちらのプリウスPHVも、先代に比べて大幅に性能を向上させて登場しました・・



プリウスより60万円高の新型プリウスPHVは50年かかってもモトを取れない!?


まず充電。これがめんどくさい。確かに充電に必要な電気代はガソリン代の半額強くらいで済むけど、いまガソリンってけっこう安いじゃない?

フツーのプリウスだと1000km走るのに40Lくらいなので約5000円。それが半額になっても2500円しか節約できないし、自宅の充電設備設置にもお金がかかるし(最低約10万円)、クルマの値段も60万円くらい高いので(フツーのプリウス比)、モトを取るのに50年くらいかかる計算なんです!

でもその最悪は、少しだけ救われます。なぜならクルマそのものはとってもいいからです!


家庭用電源で充電 太陽光発電も 新型プリウスPHV



まず乗り心地がとてもいい。現行プリウスは、先代に比べてすっごくいいクルマになって走りがしっかりしたけれど、ちょっとだけ乗り心地に難があった。
でもこのPHVは大きなバッテリーを積んで170kgも重くなった分、乗り心地がしっとり高級になってます!

68km(実際には40km前後)の航続距離を持つEVモード(電気のみで走行)にすると、ハイブリッドの時よりグンと静かで滑らかで、これまたとっても気持ちいい。

電池が尽きるとフツーのプリウスと同じようにエンジンがかかったり止まったりするのですが、「エンジンって貧乏くさ~~~!」と思うほどEVモードは高級です。これなら60万円高もしょうがないか!?・・


プリウスPHV公道試乗