週刊少年ジャンプ連載「腹ペコのマリー」第6回です。
朝の登校中、2人組のチンピラに絡まれた空木マモル。
そんな彼を無視したマリーだったが、アンナが作った手作り弁当を食べる為に学校に行くのだという。
そのチンピラが泥高の不良に絡まれる中、彼らが食べていたカップめんに興味を示したマリー。
目の前でラーメンを捨てられた事に憤慨し、そのまま怒りのタイガにチェンジしたマリーだったのだが…!?
突然現れた姫様に呆然となった泥高の不良たち。
いきなりパンチを放ち、男を吹き飛ばしたタイガですけど、結局その力は男でいる時と何も変わらないのかな?
「らんま1/2」では女らんまの方が力が落ちる傾向がありましたし、タイガの力を姫様の姿で100%発揮できるのかは気になります。
ナイフを振り回して来た相手に対しても全く動じず、ナイフを持つ手を払って顔面に蹴りを入れたタイガ。
ついにはこぼしたラーメンに顔面ダイブさせたタイガですけど、この様子からすると大抵の不良は姫様タイガの敵ではないのかも知れません。
あっという間に不良を始末してしまい、周囲の注目を浴びる事になってしまったタイガ。
荒ててタイガを連れて逃げたアンナですけど、お嬢様としてそれなりに有名な彼女も姫様と一緒では引き立て役になっちゃうのかな?
一方で、空木マモルに見られたと心配するアンナだが、「あいつらバカだから」とタイガは軽く見ている様子。
「タイガ君のが100倍バカです」
そんなタイガに呆れかえるアンナですけど、姫様の姿をマモルは知っている訳ですし、タイガに何かあると考えてもいいはずです。
その一方で、テレーズ様の為に怒ってくれたと、正直スッとしたと言うアンナ。
だが、タイガとしてはアンナが殴られそうになったのを見た事が大きかったらしい。
そんな話を聞かされて顔が真っ赤になってしまったアンナ。
何やらタイガに対して感情を隠し切れない感じのアンナですけど、タイガがドタバタやっているうちに彼女の方から告白してしまいそうな気もします(笑)。
一方で、今回の入れ替わりはマリーが殴られて気絶したのが原因だとタイガは感じたらしい。
結局、タイガの中で起きて、空腹の音で入れ替わって表面に出たマリーですけど、空腹でない時にタイガが気絶したらマリーが出現出来るのかは気になりますね。
校門前までアンナにつき合ってもらい、タイガの奮凡高校にやって来たマリー。
彼女の弁当を楽しみにしているというマリーだが、手作りと聞いた時のタイガの反応が「この世で最もうまい食べ物」といった反応だったのだという。
そんな意味深なセリフを吐く一方、タイガがアンナに惚れている事を理解していたマリー。
「何なら妾がくっつけてやろうか ん?告白してやろうか?」
頭の中のタイガをからかうマリーですけど、その姿がマリーである事を知っているアンナに告白しても、からかわれていると思われるのがオチなんじゃないのかな?(笑)
そんなタイガの教室にやって来たマリーだが、結局弁当以外に興味はないらしい。
授業中であるにも関わらず勉強を放棄して弁当の包みを机の上にセットしたマリー。
「この待つ時間すらも料理をおいしくするスパイスであろう」
「妾は知っておる」
「お昼の時間とやらまで香りを楽しむのじゃ」
何やら食べたら用は済んだとすぐに帰ってしまいそうな雰囲気のマリー。
そんなマリーに対し、食べないならいいと、注意するも弱気な教師ですけど、この食事に対する貪欲な態度に何も言えなくなるのは「ヒナまつり」っぽいですね(笑)。
「ヒナまつり」では充実した昼食のためにヒナは小型の炊飯器を持ち込み、授業中であるにも関わらずコメを炊き出す事に。
あまりにも大胆で教師も何も出来なくなるのが笑えますけど、「腹ペコのマリー」といい、食事に対する意欲の前では常に教師は敗者でしかないのかも知れません(笑)。
◎このエピソードは「ヒナまつり」10巻です。
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一方、そんなタイガと姫様を心配するアンナは学校を抜け出して来た様子。
戻ってしまうからさすがにみんなの前では食べないだろうと考えるアンナですけど、この「うっかり」をアッサリやらかしてしまう気もします(笑)。
姫様タイガにやられた連中が大勢引き連れてお礼参りに来ようとしているところを目撃してしまったアンナ。
相手が奮凡高校の生徒である事は分かっていたらしい不良たちですけど、それでもタイガの事までは知られていないのかな?
そんな彼らに声をかけ、奮凡高校への道を聞いて来た通りの男だが、当然彼らは全く相手をしない様子。
「あ――ダメだよ」
「私にそんな物むけておどしちゃ」
何と、男と一緒にいた女がバットを素手で握り潰してしまったのだ!!
あっという間に不良たちを壊滅させてしまった女・ユズ。
男の方は問題の蘭城で、どうやら2人は鷺宮神父が言っていた「上の者」たちの使者だったらしい。
目的は当然マリーだと思いますけど、この様子からするとタイガと混ざっている事も調査済みなのかな?
美女木家とは対決関係にある事を考えるとタイガの安全を考えてくれる可能性は低いと思いますし、下手するとマリーの体からタイガの意識だけを消滅させようとしてくるかも知れません。
一方で、そんな蘭城の護衛を任されている様な感じのユズですけど、女である点が気になります。
もしかするとこのまま男子校で姫様タイガと女同士のタイマン勝負する様な展開が待っているのかも知れませんね。
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