いけさんフロムエル : 「パラレルパラダイス」～絶対に女の子には触れないで！初めての町と禁断の接触！！

ブログネタ：: パラレルパラダイスに参加中！

週刊ヤングマガジン連載・岡本倫「パラレルパラダイス」第３回です。

突然謎の異世界に飛ばされ、シーザ王国の聖騎士ルーミを名乗る女騎士と出会った高校生の太多陽太。
この世界に男は存在しない為、ルーミと生殖行為をするのは使命であると、鳥のジーニアスに命令された陽太だったが、彼女の異常な発情ぶりに困惑する。
そんな彼女の分泌液に何か異常なものを感じる中、途中で気を失ってしまった陽太。
目を覚まし、ようやく正気になり、自分がしてしまった事に自己嫌悪に陥るルーミだったのだが…！？

一騒ぎを経て、ルーミたちの町に行く事になった陽太。
その前に男だとバレない様にはぐれエルフの店に行くと言うルーミだが、この世界では何千年もの間男は存在せず、伝説上の生き物が現れた事が知れたら世界中が大混乱になるのだという。
そんな話を聞きながら自分が何故ここにいるのか考えていた陽太。
『たぶん…誰かに呼ばれたんだ』
この世界に来る時に現れた女が誰なのか考える陽太ですけど、彼女の仕業だというのならいずれは出会う事になるのかも知れません。

彼女の言う「はぐれエルフ」の店に到着し、その様相に絶句する陽太。
あからさまな閉店詐欺に自分だったらこんな店で買い物はしないと言う陽太だが、同時に漢字で書かれている事に疑問を持つ事に。
日本語が通じている事にも疑問を持った陽太だが、ルーミによれば陽太がシーザー語を話せる事が疑問だったらしい。
何やら都合よくこの世界の言語と日本語が一致している様な感じですけど、もしかするとこの世界に呼んだ何者かがシーザー語を日本語として認識出来る様に陽太に魔法か何かを仕掛けているのかも知れません。

店内に入り、はぐれエルフと言う名の猫耳娘と出会った陽太。
この世界でエルフといえば猫耳の事を指している様ですけど、何やらこの歪んだ認識には何者かの意思の様なものを感じます。
そんなはぐれエルフのサユリさんだが、陽太を見た途端に人間の男だと見抜く事に。
「カルたちと同じ声なのですよー」
声で男だと分かったというサユリさんですけど、だとしたら男はいないはずなのにカルという男がいる事になります。

そんな「カル」を「私たちの天敵」だと言うルーミ。
かなり厄介な相手らしいですけど、人間でない別の生物のオスだとすれば納得は出来ます。
サユリさんから一日だけ声を女の子に出来るアメをもらった陽太。
「…塩辛の味がする…食えなくはないけど生臭い…」
そんな味の悪いアメを一週間分もらった陽太ですけど、当然ながらそれだけで足りるはずはありません。

男だとバレない様に本格的に女装する事になった陽太。
「女装」という言葉すらない為、理解出来ないルーミですけけど、この男を排除する世界の徹底ぶりはこの先に不安を感じさせます。
トイレだって女子用のみでしょうし、公衆浴場も分かれているはずがありません。
着替えに関しても男の目を気にする人はいないでしょうし、女としてこの世界に潜入するなら日常的にトラブルに巻き込まれるのは確実です。

男だとバレたら命も危うくなると注意するルーミ。
「絶対に女の子には触れないで」
その上で約束して欲しいと言うルーミだが、彼女たちは指一本触れただけで陽太が男だと分かってしまうらしい。
そんな話に元の世界では女の子に触れる機会はコンビニでお釣りをもらう時かフォークダンスの時くらいだったと、軽く考えた陽太。
まあ、普通は赤の他人に触れる機会はそうはないはずですけど、異世界でその原則が成り立つとは限りません。

昨日のリザードの様にここには色々な魔物がいるため、町に急がなければ危険だと言うルーミ。
何も知らない陽太みたいな初心者がうろうろしていたらあっという間に食べられてしまうのだという。
「ま　聖騎士の私といれば鳥のフンが落ちてくる程度の危険さえないけどね」
自分の凄さをアピールするルーミ。
だが、その凄い聖騎士がリザードのフンに足を突っ込んでしまった！？
何やら無残な事になってしまったルーミ。
仕方なくそのまま町に向かったルーミですけど、魔法の様なもので綺麗に浄化する事は出来ないのでしょうか？

町が巨大な城壁で守られている様子に何かに備えている事を予想する陽太。
あるいはそれこそが彼女たちの天敵「カル」対策なのか！？
その城門には魔法陣の様なものがありますけど、許可が下りないと出入りは出来ないという事なのでしょうか？
そんな町の中に入り、双子のモナとリザと出会った陽太。
分からない事は２人に聞く様に言うルーミですけど、この２人はルーミの家に仕えているとか、そんな感じなのかな？

素直でいい子だとルーミに言われた通り、素直にルーミの臭さを指摘したモナとリザ。
全く容赦がない２人ですけど、陽太が男だと知ったらそれこそ素直にみんなに明かしてしまいそうな気もします（笑）。

この国最強の弓使い（アーチャー）だというリリアと出会った陽太たち。
双子によればこの町が平和なのはルーミとリリアがいるからなのだという。
ルーミが臭いを気にして水浴びに行った為、リリアと町の中を歩く事になった陽太。
食事を出してもらえる事になった陽太ですけど、双子が消えたのはルーミの方について行ったからなのでしょうか？

そんな町の様子を観察し、ボロボロでまるで遺跡の様だと感じた陽太。
維持管理が全く出来ていないと感じる陽太ですけど、男手がなくなって面倒な建物が造れなくなったというのなら３千年前と風景があまり変わらない事になります。

何処かの店で冷たいお茶を出され、文化の違いを実感した陽太。
飲みながらショートカットでボクっ娘のリリアを観察した陽太だが、ルーミと異なりさわやかで性的な要素を感じなかったらしい。
そんな中、お茶をこぼしてしまい、拭いてあげようと陽太の手を取ってしまったリリア。
何と、ルーミ同様に突発的に発情してしまったのだ！！

何やら歩く人間兵器と化してしまった様な陽太。
触れてアウトというとグランドジャンプの「甘い生活」を思い出しますけど、女の世界で女装して生活するというのはヤングジャンプの「クノイチノイチ！」を連想させます。
そういう意味では集英社のタイトルに被る要素があるこの作品ですけど、ヤンジャンでなくヤンマガでの連載になったのはそのあたりも関係しているのかな？

何やら早くもこの国の２強をその手にかけてしまった陽太。
ルーミと同じ様にここから迫って来るのか、それとも必死に理性と戦う事になるのか？
公共の場で一体何をやらかすのか、次号彼女の戦いを楽しみにしたいと思います（笑）。

アニメ公式サイト：極黒のブリュンヒルデ
ウイキペディア：岡本倫／極黒のブリュンヒルデ

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