みじかい記事
2017年4月4日
赤も緑もうまいけど、近年見かけるようになった黄色いビスコ、あいつはうまいぞ。
ただそれが言いたいだけの記事です。
井口エリ(いぐちえり)
1986年生。大人げない大人を目指し、日夜くだらないことを考えています。ちぷたそ名義でも活動しています。クリームサンドビスケット、ビスコ。小さい頃よく食べたという人も多いのではないだろうか。食べきりやすい量でパックされていてなおかつおいしいので、私はよく買ってしまう。
その中でも私は黄色いビスコに心酔している。黄色ビスコひいきなのだが、他の味と比較してみることにした。 3種類用意しました
ビスコは期間限定の小さいパックの限定フレーバーやナチュラルローソンで売っているブルーベリークリームサンドなどいろいろな味があるのだが、今回は比較的手に入りやすい通常のもの、緑の小麦胚芽入りのもの、そして黄色の発酵バター仕立てのビスコを用意した。
ビスコ見慣れたノーマルビスコ
見慣れた赤パッケージのビスコ。安心感がある。
久しぶりに食べるとこれがおいしい。バニラクリームとも違う、乳酸菌の風味なのかさわやかなクリーム。サクサクのビスケットとの相性はバッチリ! やっぱり王道は安心感があるな〜。
ビスコ
さわやか ★★★★★ サクサク ★★★★★ 王道感 ★★★★★ 小麦胚芽入りビスコナチュラルな緑ビスコ
次は緑の小麦胚芽入りのビスコ。健康志向の大人向け?
これは……。塩が効いている! 小麦胚芽入りの生地は通常のものとは違ってザクザク、そして麦のつぶつぶを感じる。健康的にビスコを食べたい大人にささげる逸品。
小麦胚芽入りビスコ
つぶつぶ ★★★★★ ザクザク ★★★★★ 大人向け ★★★★★ 発酵バター仕立てビスコよくぞ定番化してくれた! 黄色ビスコ
パッケージのビスコ坊やが小さい。実はこちら、2013年にビスコ80周年を記念して発売された「金のビスコ」を定番化した商品なのだが、当時好きすぎて毎日食べて定番商品化を祈っていたので、めちゃくちゃ嬉しかったりする。
あ、そう、これこれ〜
おいしいんですよこれ。発売時は毎日1箱食べていたので、さすがに飽きて最近はちょっと離れていたんですけども久々に食べるとやっぱりおいしい。発酵バターの風味を感じる生地! アクセントに香るバニラビーンズシード! サクサクの生地にはほんのちょっと塩が効いていて、ほどよい塩気が絶妙にマッチ。これは永遠に食べられるのでは……。
発酵バター仕立てビスコ
バター風味 ★★★★★ 後を引くうまさ ★★★★★ 食べるべき ★★★★★ 3色のビスコにもう少しクローズアップ3色のビスコを食べくらべてみて黄色びいきなことに変わりはないのだけど、3色のビスコにもう少しクローズアップしてみる。
原材料を眺めていて気付いたことがある。赤と黄のビスコは名称がビスケットだが、緑のビスコだけクラッカーだったのだ! ビスケットは小麦粉を主原料として焼いた洋菓子で、クラッカーもそのビスケットの一種。
問い合わせてみたところ、緑のビスコはほかのふたつと生地の作り方に違いがあり、緑のビスコはイースト菌を入れた生地を発酵させて焼き上げているんだそうだ。クラッカーとビスケットの違いにはこの「発酵」が重要で、緑のビスコにザクッとした食感の違いを感じたのには製法の違いがあったのだ。 ちなみに1パックの重さは緑が一番重いからお得感を求めるなら緑だろうか。カロリーは赤いものが若干少なめだった。
とにかく、おいしいので手に取ってみてください
黄色のビスコが金のビスコとして限定品だったころ、「あのドラッグストアだと10円安い」「あの店にはかろうじて残っている!」といった感じで手に入れるために日々奔走していた。
しかし今回ビスコを手に入れようとしたところ、黄色しか置いていない店舗もあったので市民権を得だしているのかもしれない。おいしいからちょっと手に取ってみて!
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