9525501オイラの『テレビじゃ言えない』って新書がソコソコ売れているらしい。生放送でも思うように発言できないし、収録番組でもコメントがスパッとカットされちゃう。こんな不自由な状況でも「放送コード無視のビートたけしは健在だぜ」ってつもりで書いたんだ・・



ビートたけしさん: この本がウケてるのは、もしかしたらオイラが感じてるような閉塞感を、世間も敏感に察知しているからなのかもしれない。まァ、テレビ業界がここまで萎縮しちまったのは「インターネット」の影響も大きいだろう。


ビートたけしさんの著書『テレビじゃ言えない』


ネット社会じゃ、テレビ番組へのクレームが直接スポンサーに行っちまう。時には「不買運動だ!」とけしかけるヒマなバカまでいる。
それでスポンサーに迷惑をかけたくないっていうテレビ局がドンドン萎縮してしまうんだ。で、勝手に自主規制して「言葉狩り」や「問題タレントの排除」をやっちまう。

で、萎縮した結果として何が起こるかというと、新しいチャレンジをしなくなる。「過去にウケたもの」の焼き直しばかりが、番組表に並ぶようになっちまうんでさ。










テレビのバラエティって、最近は「決まった型」に凝り固まってるもんな。

笑って欲しいオチのコメントじゃ、画面の下にテロップを出す。で、番組の山場にさしかかったところで「続きはCMの後で」だよ。そりゃ視聴者だって飽きてチャンネル替えたくもなるだろってさ・・

(source: NEWSポストセブン - ビートたけし「ネットで不買運動けしかけるヒマなバカもいる」

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