円筒形の現行モデルを狙っている方は、ぜひ。
完全放置気味だったApple(アップル)のワークステーション「Mac Pro」に、嬉しいニュースが2つもやってきました。まず、来年以降に完全再設計の新モデルが登場すること。そして、現行モデルのMac Proも内部スペックの刷新が行われたのです。
従来Mac Proは4コアモデルと6コアモデルがラインナップされていましたが、新モデルでは6コアか8コアのIntel Xeon E5搭載モデルがラインナップ。またGPUもそれぞれ標準でデュアルAMD FirePro D500かデュアルAMD FirePro D700を搭載するなど、ベーススペックの強化が図られています。あと、両モデルともメモリを16GBで標準搭載しているのもうれしいですね。ワークステーションに大容量メモリは必須です。
そして価格は6コアモデルが29万8800円(税別)から、8コアモデルが39万8800円(税別)から。現時点では6コアモデルのみ注文可能となっています。もちろんCTOにて12コアプロセッサを選んだり、メモリを64GBに増やしたり、ストレージを1TBに増やしたりすることも可能です。気になって最強構成を選んだところ、価格は69万8800円(税別)にまで上昇。これでこそプロのためのマシンですね。
なお先日、Appleで上級副社長を務めるフィル・シラー氏は一部メディアに対し「現在のMac Proは熱設計に無理があり、アップグレードも難しい」と語っています。完全再設計の新型Mac Proも来年以降に控えていることから、もしかしたら現行Mac Proのアップデートはこれが最後になるかもしれません。
・とうとう…完全新設計の「新型 Mac Pro」来年以降に登場
(塚本直樹)