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タイ・バンコクの電脳スポットに潜入。濫立する電脳ビルは繁華街からも徒歩圏内で観光にもオススメ - Engadget 日本版

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タイ・バンコクの電脳スポットに潜入。濫立する電脳ビルは繁華街からも徒歩圏内で観光にもオススメ

改装が相次いでいるバンコクの電脳ビルを一挙に紹介

Hideaki Kato
7 時間前
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LCC(格安航空会社)が就航したことで日本から一気に身近になったタイ王国。今回はそんなタイの首都バンコクの電脳スポットを紹介します。

国民の9割以上が仏教を信仰しているタイは、その国民性から「微笑みの国」と呼ばれており、日本人旅行客にも高い人気を誇っています。首都バンコクでは、著しい経済成長に支えられ、街の至る所でOPPOやVIVOなどの中国メーカーが積極的に広告を展開しています。



▲OPPOやVIVOのラッピング車両が走るバンコクの高架鉄道

バンコク市内を走る高架鉄道であるBTS(スカイトレイン)では、両メーカーのラッピング車両が2本に1本の頻度で走っており、タイ市場への力の入れ方を感じ取ることができます。

一番人気のMBKセンターの地位は不動


▲MBKセンターも改装されてこれまでと違った印象になった

バンコクの電脳スポットとして一番の人気を誇っているMBKセンター(マーブンクロンセンター)。バンコクの主要な繁華街であるサイアム・スクエアに位置するこのビルは、2016年より大規模な改装工事が行われており、2019年までの完了を目指しています。BTSシーロム線の国立競技場駅から直結という好立地に面していながらも、ガジェットを取り扱う店舗はもちろんのこと、大規模なフードコートや映画館、土産物屋などの娯楽施設も完備されていることによって観光客にも人気のスポットです。


▲内部は比較的きれいで品揃えも豊富

MBKセンターの4階にはスマートフォンをはじめとしたガジェット類を取り揃えたショップが数多く並んでいます。通信キャリアや携帯電話メーカーなどの直営店から個人経営の販売店など業種は様々で、見ているだけでも楽しめます。


▲AISが展開する低価格帯の携帯電話ブランド「LAVA」

▲VoLTE対応端末でも手が届きやすい価格帯に抑えられている

タイ最大の移動体通信事業者であるAISの直営店では、同社がタイ国内向けに展開しているLAVAブランドの製品を多数取り揃えており、VoLTE通話も可能な「LAVA 4G VoLTE 870」は3590バーツ(約1万1500円)で販売されています。なお、基本的に通信事業者の直営店では定価で販売されていることが多く、発売から時間が経過している製品については個人経営の店舗では更に安く購入も可能です。


免税対応可能な店舗が多いサイアムパラゴンも見逃せない


▲新製品や免税目的ならサイアムパラゴンも選択肢に入るだろう

▲サイアムパラゴンの4階には多数の家電量販店が入居している

バンコク市内でも有数の規模を誇る巨大デパート「サイアムパラゴン」。その美しい外観からは電脳ビルとは程遠いような印象も受けますが、ぜひチェックしておきたいスポットの一つです。

残念ながら基本的には定価での販売となりますが、多くの店が購入品の免税手続きを行ってくれるため、個人経営の店との価格差がほとんどない新製品を購入するのに向いているでしょう。タイでは、7%の付加価値税が課税されており、店舗で書類を作成の上で税関に申請すると2000バーツ以上の商品の税金相当額が還付されます。やはり高額な製品が多いので税金還付を受けたい人にはオススメです。最寄り駅はBTSサイアム駅で駅からは直結しているため迷うことはないでしょう。

改装以前と比べて劇的な治安改善を果たしたパンティッププラザ


▲外装も一新されたパンティッププラザ

▲パンティッププラザ内からは雑多とした印象は全く受けない

ガジェットや家電製品の他に海賊版のソフトまでなんでも揃うことから「タイの秋葉原」と呼ばれていたパンティッププラザも2016年8月に改装工事が終わりそのアングラな姿が一変。建物内部は整理されており改装以前のようなカオス感はありません。

一方、MBKセンターと比較すると品揃えがPCに寄っており、ガジェット好きには少し物足りないかもしれません。パンティッププラザと言えば海賊版DVD販売店員による呼び込みが多く、かつては治安があまり良くないイメージがありましたが、改装後にはその店舗数が激減。2階の奥付近に多少店舗がある程度で治安面の不安もかなり払拭された印象です。


▲テナントも綺麗に整理されたパンティッププラザ

低層階には規模が小さい個人経営店が多い一方で上層階では空きテナントも目立ちます。なお、フロアによってジャンル分けがされている訳でもないので、目的の商品を探すのには時間がかかってしまうのが残念。また、最寄り駅であるBTSラチャテウィー駅からでも歩いて10分程度の距離にあるので立地面でも優位であるとは言えません。取り扱っている製品はコアなものばかりですが、見て回るのにとにかく時間がかかるので時間に余裕がある人向けのスポットだと言えます。


電脳ビルがコンパクトに点在するサイアムスクエア

▲道路は渋滞しているが徒歩でも充分な距離にあるのがポイント

バンコクには多数の電脳ビルが存在していますが、市内にある電脳ビルの多くがサイアムスクエア地域にあり、紹介したビルは何れも徒歩での移動が可能であるのが面白いところ。バンコクでも主要な繁華街であるサイアムスクエアは一般的な観光地としても有名で、観光ついでに電脳ツアーなんて言う旅程を組んでみるのも面白いかもしれません。

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