Fitbitが買収のPebble、iOS/Androidアプリv4.4公開。専用クラウド終了後も単独で利用可能に
Pebbleは永遠なり
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Fitbitに買収されたPebbleが、iOS/Android版のPebbleアプリバージョン4.4を公開しました。このアプリでは、Pebble用の認証サーバーにアクセスできない状況でもPebbleの使用を継続できるようにする変更が含まれており、今後FitbitがPebbleサービスを打ち切った場合でも、ユーザーは問題なくPebbleを使い続けられるようになります。
クラウドに依存するPebbleを独り立ちさせるため準備されたこの変更は、FitbitによるPebble買収発表後に、Pebbleチームが開発者向けサイトで提供を予告していたもの。変更を適用することによって、たとえばPebbleの認証サーバーが存在しない、アクセスできない状況で認証手続きをスキップしたり、公式サーバー以外からアプリやウォッチファームウェア(言語パック含む)を入手・適用したりが可能になります。
サードパーティのサービスを利用するため、機能を停止する可能性もあるとしていた天気情報については、使用するサービスのデータをユーザーが指定することで使い続けられるようになりました。一方、Pebbleが内蔵センサーで収集するヘルスデータはその収集・蓄積をやめるものの、収集済みの分についてはエクスポートが可能となりました。またiOS版はヘルス同期設定をオンにすることで心拍データをAppleのヘルスアプリにも送れます。
Pebbleアプリバージョン4.4は、iOS版がApp Storeから入手可能。Android版は記事執筆時点ではベータ版がPebbleから入手できる状態となっており、正式版は近いうちにGoogle Play Storeにて公開の予定です。
今後もアップデートがあるのかは不明ながら、とりあえずはサーバーなしでもPebbleが使い続けられるようになったことで、ユーザーはひと安心と言えそうです。