みなさんは、好きな人に気持ちを伝える時どこで告白しますか?
学生ならば体育館の裏とか屋上とかに呼び出してするのが定番ですが、すっかりいい大人になってしまった今、僕はどこで告白をすればいいのかが分かりません。
そこで『告白 場所』というワードで検索してみたら、『キレイな夜景が見える場所』・『ムードがある場所』という風に書いてありました。
もしも何でもない路地で告白したら…
例えばの話なのですが、こんな何の変哲もない路地でいきなり告白したらどうなるでしょうか?
「前から君のことが好きです!付き合ってください!!!」
女の子「ごめんなさい!!!!!!!」
きっとこういう残念な結果になってしまいます。
なぜ告白が失敗してしまったかというと、この路地には告白を成功させるポイントとしての『キレイな夜景』も『ムード』も無いからです。
そこで僕は考えました。
告白に必要なポイントを無理やり作り出してしまえば、どんな場所でも告白が成功するのでは?と。
というわけでホームセンターに走ってカーテンレールなどの材料を揃え、僕が持っている最大限の知恵を使って制作しました。
それがこれ……
「どこでもロマンチックな告白ができるマシン」です!!!
背中に背負うタイプなのですが、背負うバンド部分が短すぎたために中途半端なフランケンシュタインみたいな体勢になってしまいました。
あと、カーテンレールが長すぎたため装着すると高さが2m90cmになってしまいました。
どこにも行けません。
もう一度告白してみよう
では、このマシンを装着した状態でもう一度告白をしてみましょう。
「実は、前から言いたかったことがあるんだ」
「よっこらしょっと」
カーテンレールを曲げて布をスライドさせます。
ちなみにこの布…
ニューヨークの夜景が書いてあります。
これでどこにいたって目の前には夜景が現れる訳です。
告白に大切なポイントの一つである『キレイな夜景』をクリアしました。
次に『ムード』ですが…
Oh〜、ムディ〜!!
LED照明を付けただけですが、いい感じのムードを作ることができました。
もう成功確率98%ってとこですね。
しかしこれだけでは女の子を落とす事は出来ません。
もっとムードをよくするために一工夫しました。
スピーカーケーブルに手持ちの音楽が再生できるデバイスをつなげると・・・
上部に付いているスピーカーから音楽を流すことができます。
なんかそれっぽいピアノの曲とかを適当に流しておきましょう。
〜♪ 〜♪ 成功確率99%!!!! 〜♪ 〜♪
そしてあと1%を埋めるために用意したのが…
バラです。告白と同時にこのバラを渡せば完璧になります。
でもせっかくなのでサプライズ感を出すために
バラにモーターを付けておきました。
自分で花を渡すのって何か気恥ずかしいので機械で勝手にやってもらいます。
スッ・・・。
サクセス。
告白は無事に成功。
食事を終えて女の子の家に行くことになりました。
この流れ的にこれからすることと言えばアレですね。
アレしかない…。
ドゴフッ!!!!!!
女の子「ごめん、やっぱり帰って!あと付き合うのも無しで!」
告白は普通にするのが一番です。
(おわり)