1発1.5億円。穴はもう塞がってスホーイが普通に飛んでる模様…。
シリア反政府勢力支配下地域にアサド政権が化学兵器を投下したとして米トランプ大統領がシリア空軍基地に対地巡航ミサイル「トマホーク」59発を放ち、「やるときはやるんだ!」とか言われてますが、軍事評論家の間では軍事行動というより政治的パフォーマンス、と見られていますよ。
米海軍が攻撃したのはシリア中央部シャイラット空軍基地。ハンシャイフン市内で死傷者100人以上の犠牲を出したサリン状の化学兵器攻撃で戦闘機が使用した基地です。国連からの再三の申し入れでバッシャール・アル=アサド大統領は神経ガス使用を全面放棄したはずなのにまだ使ってやがる!ということで地中海の駆逐艦ポーター(DDG-78)とロス(DDG-71)から報復ミサイル発射と相成りました。
しかしロシア国防省イーゴリ・コナシェンコフ報道官は…
「わざわざ地中海の彼方から同じ標的に飛ばす意味がわからない。気球から落とした方がはるかに安いではないか」(RT)
と首をかしげています。さらに奇襲ですらなかったということが、後日、米国防総省ジェフ・デービス報道官の公式声明で明らかになりました。
「ロシアには報復攻撃のことは衝突回避用通信網を通して事前に通告していた。地上のロシア軍とシリア軍の死傷者を最小限にとどめた」(米国防総省、CNBC)
要するに「アメリカいきます! 避難よろ!」と伝えてから飛ばしていたのでありますね。たいへんな配慮です。
そこまでして飛ばす目的は一体なんなんだいと思ってしまいますが、米国の軍事評論家のゲイリー・ウェズゼル氏はJALOPNIKでずばり、政治的パフォーマン