ジョン・カーペンター監督のSFホラー映画『遊星からの物体X』。それから29年が経った、2011年に前日譚として作られたのが『遊星からの物体X ファーストコンタクト』でした。
以前にご紹介したコンセプト・デザイン集の話で触れましたが、ほとんどのクリーチャーが大人の事情でアニマトロニクスからチープなCGに変更されてしまった同作。
そんな『遊星からの物体X ファーストコンタクト』の特殊効果を手がけたスタジオが、実はアニマトロニクス満載でいくつものクリーチャーたちを制作していたというメイキング映像を公開しました。
こちらは特殊効果のスタジオstudioADIの動画でした。
複雑なアームと繋がっていたりラジコン操作だったりしますが、どれもウゴウゴしており、グロいメイクをしたらさぞや気持ち悪いクリーチャーが生まれるのだろうなというものばかり。最初は個別に作られていたパーツが合体して昆虫の姿になったり、スタントマンに火炎放射をする撮影シーンも見られたりと興味深い映像でした。
このスタジオ、studioADI(アマルガメイテッド・ダイナミクス・インク)はほかにも『エイリアン3』や『X-ファイル』、『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』、それに『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』ではゾッドの遺体などを手掛けており、リメイク版『IT』にも参加しているとのこと。
ちなみにADIはその後、『