モバP「このCM懐かしいですね」
一応
【モバマス】P「そういえば夢で思い出したんですけど」
の後日談みたいなものですがあまり関係ないので読まなくても大丈夫です
モバP(以下P)「このCM懐かしいですね……たしか幸子バージョンもあったような……」
菜々「そうでしたね!.........あと予告と本編が全く違う内容だったような…」
ちひろ「でもいい映画でしたよ? 本物もコピーも生きている……色々と考えさせられましたね 」
菜々「あと、流れ的に『シマムーのなつやすみ』かと思ったんですけど……」
P「それは……卯月のやつ、普通にオフレコな話をカメラの前でしようとしたからな、主にみんなの恥ずかしい話を」
P「それでスケジュールの空いていた菜々さんが代わりに……って感じだったな」
ちひろ「安部菜々観察日記みたいになってましたね....」
菜々「(まさかPさんにゴミ収集車を追いかけるところを撮られてたなんて……流石にボツになりましたけど)」ホッ.....
P「まったく、卯月が天然なのか天然畜生なのか分からなくなりましたよ...........」
ちひろ「それってどっちも天然じゃないんですか?」
菜々「ふっふっふ……ナナは永遠の17歳ですっ! もちろん子供の夢「菜々さん」」
P「真面目にお願いします」
菜々「……大人の夢ですね」
ちひろ「言っちゃっていいんですか……」
P「ちひろさん、少し黙っててください」
ちひろ「えぇ……」
菜々「子供は………可能性だって夢だって……たくさんあります……」
菜々「一日だけじゃなくて最初からやり直したいなんて思う日もありました.........」
菜々「……でもナナは子供に戻りたいなんてもう言いません.........」
菜々「だって、ナナは『今』がとても充実しています……それに子供からやり直したいって言っちゃったら」
菜々「この『今』を否定しちゃいますからね!」
P「……その言葉が聴けて嬉しいです」
菜々「えへへ.......」にこっ...
ちひろ「(いつの間にこんなに深い仲になっていたとは……)」
ちひろ「(というかいきなりシリアスっぽくなってもこっちが困るんですけど……)」ハァ......
ちひろ「……そろそろ喋ってもいいですか?」
P「うむ、発言を許可する」
ちひろ「あの予告で思い出しましたけど……Pさんが考えた映画案一つも採用されてませんでしたね」
菜々「Pさんの案ですか! どんな案だったんですか?」
P「せっかく予告映像まで用意したのになぁ……」
1 ナナツーの逆襲の完全版には876の愛ちゃんが登場する(言わずもがな)
2 ウサミンの夏休み完全版にはゴミ収集車を追いかけるシーンや飲み会の映像が収録されている(事務所は菜々さんに内緒でGOサインを出した)
あとリアルが忙しくなるので次の映画予告は短縮版となります。
ご了承ください
ちひろ「……あれを見るんですか……」
P「見たいか? そんなに見たいのか! この卑しんぼめ!」
ちひろ「私は見たいとは言っていないんですけど……」
P「えーっと……あったあった!」ガサゴソ...
P「よし……再生!」ポチッ!
P[どうだった?」
菜々「どうだった?……じゃありませんよっ!」
菜々「なんで免許証が付いてくるんですか!」
P「(17)になってますけど一定の確立で本当の……」
菜々「なんでPさんはそんな余計なことをしちゃうんですかね!」
ちひろ「あれ? これもっと時間が長いやつありませんでしたか?」
P「実はショートバージョンしか見つかってなくて……ロングバージョンはどこにしまったかな……」ゴソゴソ.......
菜々「探さなくていいですから!!」
ちひろ「(というか自然にPさんが映画に出ていましたけどそれはいいんですかね……」
本当はあと五つぐらいの予告をつなぎ合わせたやつだったんだけど時間と気力が持たなかった
まぁ、いつか完全版をやるかもしれないですね(遠い目)
あと用事が済んだらおまけをやります(AA少なめ)
ここから先は本編とは全く関係ないです
思い込みや知識不足な部分もあるかもしれないので
それでもいい方はどうぞ
――――――――
――――――――――――
――事務所
P「……なぁ、芳乃」
芳乃「なんでしょー?」
P「前にもらった法螺貝だけど……いつの間にかなくなってて……ごめん!」
芳乃「そのことでしたらー 既に返してもらったので問題はありませぬー」
P「あれ、そうだったっけ? それならいいけど……今は芳乃が持っているのか?」
芳乃「わたくしはもっていませぬー……」
芳乃「それにー あの法螺貝はそなたのおかげで必要なくなったのでー」
芳乃「今はー 本当に必要としている者のところに渡りましたゆえー ご安心をー」
P「……前から気になってたんだけど、俺ってそんなに重要な選択をしたのか?」
芳乃「……選択……可能性……これはあらゆる時、場所に存在しておりましてー」
芳乃「そしてー この今こそ、そなたが選び取った今なのでしてー」
P「うーん……でもいつもと変わらないような……」
芳乃「日常の中にある幸せはー 一度失わねば気づくことはできませぬー……」
芳乃「しかしー 皆を救ったことは事実なのでしてー わたくしが褒めてあげましょうー」
芳乃「むー……えいっ!」ピョンッ!
……ペシッ!.....
P「いてっ! ……喝を入れたかったのか?」ヒリヒリ.....
芳乃「……本当はー そなたを撫でたかったのですがー」シュンッ.......
P「そうか……ありがとうな、芳乃」
なでなで....
芳乃「むぅー……わたくしがしたいというのにー....」ムスー.....
P「はっはっは......」なでなで.....
P「(日常の中にある幸せか……そういえばアイドルと一緒にいるのもよく考えてみれば凄いことだよな)」
P「(……プロデューサーだからってのもあるけど)」
P「(いつの間にかみんなと一緒の時間が多かったから当たり前って思っていたんだな)」
P「(みんなとの出会いも目を閉じれば浮かんでくる……楽しかった思い出もたくさん出来た…)」なで........なで............
P「(でも楽しい時間は過ぎるのがあっという間で……)」
P「(……出会いの数だけ別れもあるのは必然……だよな......)」なで............
P「(いつかは芳乃やみんなと別れるのかぁ.....寂しいな)」
――そなたが望む限りー……わたくし、依田は芳乃はそなたから離れませぬー……ご安心をー……
P「え?」
芳乃「そなたー? 手が止まっているのでしてー」
P「あ、あぁ....」なでなで.....
P「(芳乃の頭を撫でていると悩みと消えていくんだよなぁ……)」
P「(……そういえばさっき質問の答えをもらってないような……)」なでなで
P「(あれ? 何を考えていたんだっけ? まぁいいや、今は撫でよう......)」なでなで
――事務所
P「仕事終わりっ! っと、あとは……」
菜々「Pさん、お疲れ様です!」
P「菜々さんもお疲れ様です……そうだっ! そういえば部屋を掃除していたらこんなゲームが」
菜々「あっ.....」
P「………」
菜々「……ほ、ほらっ! リメイクされましたよ……ね?......ねっ!」
P「そうですけど……さっき懐かしいって……しかもこれ64版のやつですよ?」
菜々「………」
P「いつやったのかは置いといて……面白いですよね、同じ三日間をずっと繰り返すなんて」
菜々「そ、そうですね! でも全部が同じ三日間じゃないって思いますよ?」
P「どういうことですか?」
菜々「オカリナを持ってタルミナの世界に来たのと奪われたまま来たってちょっと違うじゃないですか」
P「たしかにそうですね……じゃあ冒険をして新しいアイテムを手に入れて時を巻き戻すと実は平行世界に飛んでいるってことですか?」
菜々「そんな感じですね!」
P「……そう考えると悲しいですね」
菜々「? 元の世界とは少し違う世界に飛ぶことがですか?」
P「えっと……昔何かの映画で見たんですけど、平行世界も今いる世界と同じように時間が進んでいく.......」
P「そう考えると、たとえゲームをクリアしたとしても最初にいた世界は救えなかったんだって……」
菜々「ゲームなんですからそこまで考えなくても……気持ちは少し分からなくもないですけど.......」
菜々「それに妖精のチャットは主人公と一緒に時を戻ったりしていたから……少なくとも初めから一緒にいた一つの命を救ったはずです!」
菜々「そして最後に来た世界を救ったことになるんです……それでいいじゃないですか!」
P「……そう言われればそうですね」
菜々「そうですよ!」
P「……とは言っても巻き戻したら全てのフラグが無くなるのはちょっと悲しいですよね」
菜々「まだあるんですか.......」
P「いやいや! だって誰かの悩みとかを解決したりした記憶も全部プレイヤーの記憶にしか残らないんですよ?」
P「それに絶対に助けられない人物だっていますし……」
菜々「(自分で溜め込まず打ち明けてくれるのはいいんですけど……)」
P「それに普通の人間だったら何回も繰り返していたら心とか折れちゃいますよ、ゲームの仕様だからなんですけど........」
P「………で、………じゃないですか...................」ペチャクチャ......
菜々「(Pさん色々悩み過ぎですっ! こっちが心配になりますよ.....)」
菜々「……分かりました! 全部聞きますから存分に心に溜めていたものを吐き出してください!」
P「……よしっ! 言いたいこと全部言ったからなんかスッキリしました!」
菜々「えぇ……」ガクッ
P「これから飲み会なんですよね、送りましょうか?」
菜々「そ、そういえばそうでした……」
菜々「いえ、ここから歩いて行ける距離なので……そうだ! Pさんも一緒に行きませんか?」
P「一緒に行っても大丈夫なんですか?」
菜々「最近一緒に飲めなくて皆寂しがっているんですよ、だからお願いします!」
P「さっき仕事が終わったので問題はないですけど……うーん」
P「……分かりました、久しぶりに飲みに行きます」
菜々「本当ですか! よかったぁ……ありがとうございます!」パァァ....
P「(一緒に飲めるのがそんなに嬉しいのかな……プロデューサー冥利に尽きるな!)」
菜々「(介抱する人がナナ一人だけだと辛くて……助かります!)」
おわり
なんか中途半端に終わったこと、完結に時間がかかったりと申し訳ないです
最後に
ここまで見てくれた方、こんなSSを見てくれてありがとう
元スレ
モバP「このCM懐かしいですね」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491287229/
モバP「このCM懐かしいですね」
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コメント一覧
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- 2017年04月15日 23:33
- シマムーにあついしぼうなんて…
尻か!(驚愕)
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