The Investorは17日(現地時間)、「iPhone 8」を製造する上で “核” となる一部の重要な部品については、主に韓国企業によって供給される見通しと報じています。
The Investorによると、iPhone 8に搭載される有機ELディスプレイは、すべて韓国サムスン製のものとなるほか、ディスプレイ用のドライバICチップも同社によって供給される見通しとのことです。
また、韓国LGおよび韓国STEMCOは、上述した2つの部品をフレキシブルプリント基板(FPC)に接続するためのCOF(Chip On Film)を供給し、そのFPCについてはInterflex、BHおよびサムスンの韓国企業3社が供給を担当する見込みとされています。
そのほか、メインメモリは韓国SK hynixおよびサムスン、カメラモジュールについてはLGによって供給される模様です。
一方で今回、「iPhone 7s」シリーズの製造については言及されず、同シリーズにおける韓国企業の重要度については明らかにされませんでした。
技術的に優れた部品を採用するという決断自体は諸手を挙げて歓迎したいところですが、引き上げられた製造コストがそのまま販売価格に反映されないことを祈るばかりです。
[The Investor via 9to5Mac]
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