みなさんはMicrosoftのWord(ワード)をどれくらい使い続けていますか?
初めて使ったのは学生時代という人や、社会人になってからという人など、きっかけは世代によって異なるとしても、ワードを使い続ける理由は何でしょう? 「慣習で」「好きだから」「(互換性という意味でも)みんな使ってるから」「ほかに良いものがない/知らない」…という意見が多数かもしれません。
それでもGoogle Docsなどのクラウドツールや、LibreOfficeなどのオープンソースもずいぶん身近になってきていますよね。こうした代わりのツールと比べてもやっぱりワードを使い続けるのには、人それぞれのストーリーがあります。米Gizmodo記者のAdam Clark Estesさんが、読者にワードを使い続ける理由を問いかけてみたところ、弁護士からシステム管理者までさまざまな立場の人の意見が集まりました。
まずはNick Footeさんの意見。セキュリティや使いやすさをポイントにGoogle Docsと比べて評価しています。
基本的に、使いづらくて安全性が確保されていない職場のソフトウェアなんて、みんな嫌だよね。おそらくワードは、僕が出会ったなかで最も「嫌じゃない」もののひとつだと思う。Google Docsは、それっぽいリンクを含むフィッシュングメールとかは、ウイルスに感染したファイルを受け取る危険もある。それに、会社のファイルサーバを離れると、作業中のドキュメントすべてをGoogle Docsにアップロードできるわけじゃなくなるし。クラウド編集は、万人のワークフローには合うわけじゃないんだ。
弁護士のAnthonyさんも同じくセキュリティを考慮しているほか、次のように述べています。
Google Docsよりもワードのほうが、ドキュメントの見栄えが良い。ああ、それから僕はクライアントの書類をクラウドにはあげたくないね。
弁護士TheEvilAttorneyさんはさらに詳しく、ワードには複雑な機能があることを評価しています。
Adam、わかるよ。仕事の文書を打ち込むための箱がほしいだけなんだよね。人によってはもっと