9537630「税金はどう使われるか分からんが、寄付なら使い道がはっきりする。全部使ってあの世に行くということや。教育が一番良い」 京都学園大で開いた記者会見後、永守氏が報道陣に語った。同大学を支援するため、100億円以上を私財でまかなう構想を発表したのだ・・



「全部使ってあの世に」日本電産会長、億単位の寄付次々


学部定員200人。半数ほどは留学生を想定する。大学院は100人。実践的な研究・開発力や英語力を備えた人材を育てる。経営大学院設置も視野に入れる。来春には自身が大学の理事長に就任し、大学名も変えるという。

永守氏は「大学を作るのが夢だった。他国と比べて日本の大学は即戦力を出せていない。企業や社会が求める人材を育てる。金も口も出すよ」。


日本電産会長 永守重信会長



今月7日には日本電産が京都大(左京区)に次世代モーターを研究する寄付講座の開講を発表。永守氏は京大の山極寿一総長と握手を交わし、今後5年間で2億1千万円を寄付すると約束した。

すでに永守氏は14年、70億円の私財で府立医科大にがん治療のための陽子線施設を寄付すると表明。関係者によると、「役所に任せると値段が高くなるから」と装置や建屋を自身で調達しているという。
















日本電産 モーターでゆるめる企業イメージ