UJ2017年05月号 ジョジョリオン&ローゼンメイデン0感想
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- 久しぶりに(?)、一巡前の世界の出来事を思い起こさせる要素が強めだった気がする今月号のジョジョリオン。
特に徐倫に関するネタが多かったように思われます。
気が付いた点だけですが、ピックアップしつつ感想を綴ります。よろしくお願い申し上げます。 - ジョジョリオン#64 植物鑑定人 その1
- 今、明かされる衝撃の花都の真実…と言いますか、まだ息のある人間を埋めて殺したという点は徐倫とダブります。
徐倫はロッチューに騙されたようなもんですが、罪状だけ見ればかなり似通っています。
被害者がかなりのゲスだったとは言え、救急車を呼べば助かったかもしれないまだ中学生の少年を
我が子の呪いをおっかぶせるために埋めたわけですから、
出所後の花都に対して憲助や鳩が歓迎ムード皆無で冷たい態度を取っていたのも仕方ありません。
殺害当時の花都の心情的には漆黒の殺意だけでなく、我が子に対する漆黒の愛情と言えるものもあったかもですが
それが壁の目や石の海よりも深い愛であると理解できるのも常敏だけではないでしょうか。 - 男次第で決まる女の人生なんて
- 花都が憲助に対して少々、険悪にも見える態度を取っていたのは何も出所後に始まったことではなさそうです。
因習でも強制でもないと書かれてはいましたが、花都としては『母親が長男の呪いの身代わりになる』ことが
東方家では暗に期待されているという思いを抱えていたのかもしれません。
と言いますか、憲助パパが常敏が16歳になるぐらいまで呪い(病気)が治っていることに違和感を抱かなかったぽいのも
少し問題な気がします。妻から子供に対して無関心だと思われてもしょうがないです、多少はね。
実際には憲助パパも常敏の呪いを解く方法をいろいろ模索していたはずです、きっと。 - ジョビィィィイイン!
- グェスが徐倫を連呼した時に似ています。グェスの徐倫連呼自体は洋楽ネタでした。
そして、この苛めっ子のゲスな、まだ中学生ですが、髪型がジョルノっぽいようでありながらも
サバイバーに侵された看守(ウエストウッドじゃない方)の髪形にも似ています。
6部ネタ重点なので、きっとこのまだ中学生の髪形は看守リスペクトであると信じたいです。看守も徐倫を虐めていましたし。
そして、まだ中学生のこの少年はジョジョでも近年まれに見るレベルのゲスで
そのゲス具合は、1部ディオの取り巻き2名と梨央ちゃんの隣人を足して3で割らなかったレベル。
勢いでとは言え、放火や強姦、殺人までやるぞと言い出すあたり、荒れていた時代のシーザーすら超えかねないです。 - 言ってる事がわからない どういう事?
- まったくシチュエーションもニュアンスも異なりますが、6部ネタ重点にこじつけるならば
承太郎パパのアナスイの求婚発言に対する冷たいリアクション『イカれているのか、この状況で?』が思い起こされます。 - 勘違いするなよ…しっかり私を守れよ
- セリフだけ見れば、どこの高飛車ツンデレお嬢様かと勘違いしてしまいそうな植物鑑定人の御登場。
バスジャック(?)のあまりの手際の良さ。守られる必要性があるのか疑問なほど、異常に頼もしい登場方法です。
こんなすごく頼もしそうな人を、どう守れと言うのか。〆のアオリは『事態は予測の先へ』でしたが、予測の先すぎます。 - ローゼンメイデン0 第11階
- 蒼星石がやりたい放題で可愛すぎて真紅の立場がますますヤバいです。今月号のラストでは
兎頭に攫われるわで、囚われのヒロインポジまで蒼星石が真紅から奪い取る始末。本当、蒼星石は最高だぜ。 - 偽物に闊歩される私の申すことでは…
- 颯爽と現れたラプラスの魔。意外と言って良いのか、ちゃんと自分の偽物の兎頭の存在を感知していたようです。
「ラプラスの魔」という名の通りに全てを知っているからなのか、それとも兎頭がただのリアルガチな大正時代の変態ではなく
ローゼンのフォロワーのような一角の人物であり、ラプラスの魔も注意を払うレベル高めな存在なのでしょうか。
何のレベルが高いのかは、感想を書いている私でも良くわかりません。考えるな感じろ。
以上、今月号の感想です。本当にありがとうございました。
もう時代は真紅ちゃんや翠星石よりも蒼星石だぜ(ポルナレフ並みの力説)。
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