9538972日本政府が話し合いで北朝鮮と折り合いをつけることは不可能だ。日本は北朝鮮と交渉できるカードを持っていない。北朝鮮が求めているのは、米国が金正恩体制を力によって転覆しないという保証を取り付けることだ。



作家で元外務相主任分析官の佐藤優氏: 金正恩は、米国まで到達する大陸間弾道ミサイル(ICBM)を開発し、それに搭載可能な核兵器を製造すれば、米国が交渉に応じてくると考えている。

確かに理論的には、問題を平和的な交渉で解決する可能性もある。しかし、現実的には北朝鮮による核兵器の恫喝に米国のトランプ政権が膝を屈することはない。そうなると米国が力により北朝鮮の核と弾道ミサイルを無力化するシナリオが出てくる。


北朝鮮「全面戦争には・・・」 新型ミサイルを初公開



第一は、バンカーバスター(地中貫通型爆弾)で北朝鮮の核兵器と弾道ミサイルを破壊するシナリオだ。
北朝鮮はこれらの破壊兵器を地下の秘密工場で製造している。偵察衛星では地下の様子を捉えることはできない。
従って、北朝鮮にスパイを送り込んで、秘密工場の場所を特定する必要がある。そうしなくてはバンカーバスターによる攻撃ができないからだ。

しかし、米国に、北朝鮮にスパイを送り込み国家機密を探知するほどのインテリジェンス能力があるとは思えない。
そこで出てくるのが、特殊部隊を北朝鮮に派遣し、金正恩・朝鮮労働党委員長を「中立化」(インテリジェンス業界の用語で殺害を意味する)することだ。


北朝鮮の狙いは?米国へ明確なメッセージ発信か



金正恩が「中立化」し、北朝鮮の新体制を米国や日本にとって脅威をもたらさないようにすれば、北朝鮮国家が存続することを米国は認めるであろう。

これらのオペレーションに日本が積極的に参加するよりほかはないので、米国を側面から支援するしかない・・











(source: NEWSポストセブン - アメリカの「金正恩暗殺」に日本は協力するしかない

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