物理ボタンの満足感がありつつ、このサイズ。
Kevin Batesさんは2014年、名刺サイズでテトリスがプレイできるゲーム機「Arduboy」を作り出しました。その話題はあっという間にネット上で拡散、多くの人が欲しがりました。
その後、ArduboyはKickstarterキャンペーンを経て、いろんなゲームが遊べるオープンソースのゲームシステムとして世に出ました。しかしBatesさんは「テトリスができる」ってところにこだわりがあったんでしょうか。ついにテトリスの正式ライセンスを受けて、名刺サイズのテトリス専用ゲーム機「Tetris MicroCard」を発表しました。
そのサイズは横3インチ(約7.5cm)少々に縦2インチ(約5cm)、一般的な名刺よりちょっと大きいくらいで、厚さは5mmと名刺入れにも十分入ります。ただBatesさんが最初に作ったテトリス名刺は厚さ1.6mmしかなかったのでそれよりは厚いんですが、このTetris MicroCardにはプレイしやすい物理ボタンが搭載され、全体は透明プラスチックに覆われてるので中身の部品もきちんと保護されてます。
Tetris MicroCardでプレイできるのはごくベーシックなテトリスですが、難易度は15段階あり、懐かしいテトリスのテーマも流れます。音を出したくないときは、ミュートスイッチを押せばOK。
ゲームの中身はクラシックで、ブロックがひたすら落ちてくることの他には、次のブロックのプレビュー表示、今落ちているブロックの着地場所表示、それくらいです。後々のバージョンで追加された便利機能、たとえば後で使いたいブロックをキープしておく機能もないし、一時停止もできません。一瞬何かに気を取られたりしただけで、全消しするために溜めてきた努力が台無しになっ