今クール、この枠は観月ありささん主演『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』ですが、その初回が23日に放送され視聴率が6.9%に終わってしまったのです。
この数字、実はその2日前、21日に初回が放送された剛力彩芽さん主演のテレ朝深夜ドラマ『女囚セブン』の7.5%に負けてしまっています。
その上、同枠で前クールに放送されていた小雪さん主演『大貧乏』の初回視聴率にも負けてしまっているのです。
『大貧乏』は全話平均視聴率が5%を超えないという非常事態に陥りましたが、観月さんの『櫻子さんの〜』は大丈夫なのでしょうか…。→ Geinou Ranking
※原作はこちら。
23日に初回が放送された『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』。
その視聴率、6.9%という数字は、金曜23時15分という深夜枠に放送されている剛力さん主演『女囚セブン』の初回視聴率、7.5%を下回ってしまいました。
深夜ドラマに負けるというのは相当ヤバい…ようにも思えますが、この『女囚セブン』が放送されているテレビ朝日金曜23時枠は、これまでも比較的数字が取れている枠なんですよね。
例えば前クール、1月期に放送された倉科カナさん主演の『奪い愛、冬』の初回は6.6%。
同時期のフジ日21時枠は小雪さんの『大貧乏』で、初回は7.7%と圧勝していますが、このドラマは第2話で4.4%に急落。
『奪い愛、冬』は5.1%取っていますので、2話目にして逆転しています。
その前、16年10月クールのテレ朝23時枠は松岡昌宏さん主演『家政夫のミタゾノ』で初回8.2%。
このときのフジ21時枠は玉木宏さん主演の『キャリア』で、初回7.9%とやはり負けています。
つまり、深夜ドラマでも数字が取れる枠のテレ朝金曜23時と、フジの中でも“魔の枠”呼ばわりされている日曜21時枠はそもそも比べるのがおかしいともいえるわけです。
ただまあ、仮にもゴールデンタイムに放送されているドラマが、何クールも続けて深夜枠に数字で負けているというのは、テレビ局としてどうなのかとは思いますが…。
この結果に、あるテレビ誌ライターはこう語っています。
(以下引用)
「“深夜に降格になった女優”と言われた剛力ですが、深夜枠で7.5%なら及第点。ゴールデンで6.9%では落第です」(テレビ誌ライター)
この差の原因は何なのか?
テレビ誌ライターが続ける。
「『女囚〜』の脚本は『SPEC』シリーズや『安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜』(ともにTBS系)を手掛けた西荻弓絵氏。
『櫻子〜』は、太田紫織氏のミステリー小説が原作です。
小説で九条櫻子は20代半ばの女性。
館脇正太郎は高校生。
ですが演じる観月は40歳、藤ヶ谷太輔は29歳。
この設定に、制作発表時から違和感を覚えた読者は少なくなかった。
また、制作がフジということで“どうせコケるだろう”という意見もあった。
逆にテレ朝は『緊急取調室』や『警視庁・捜査一課長』などが高視聴率をマークし“ドラマのテレ朝”として評価は高い。
その期待感から視聴した人が多かったということでしょう」
(以上引用 アサジョ)
この、原作との年齢設定の違いは、原作ファンの方にとってはかなり大きいような気がします。
ドラマの中で、観月さん演じる櫻子が館脇に「少年」と呼びかけるシーンがたびたびありました。
20代半ばの女性が高校生に呼びかけるのであれば不自然ではありませんが、40歳の女性が29歳の男性に「少年」というのは…原作を知らなくてもちょっと違和感ありますよね。
原作ファンの方としては、やはりもう少し若い人にやってほしかったでしょうね。
ネットの声をちょっと拾ってみました。
(以下引用)
「観月ありさの演技がクサイ」
「心の声、違和感w」
「藤ヶ谷、心の声下手くそすぎ
観月ありさ、その髪型無理がある。あと皺が…」
「ラノベ臭w」
「原作ファンは見ないほうがいいかもね… 」
「観月ありさ、髪型で老いを隠してるけど、隠しきれてないね」
「なんでこんな口調かと思えば原作がそんな感じだからか
リアルだと痛いなあ」
「原作はラノベだからね
オタク向けによくある口調だよ
本来は20代の女性なんだけど40代の観月ありさがやってるから更にイタく見えるんだと思う」
「大貧乏よりは視聴率取れそうな内容だね」
「なんか観月ありさの話し方 織田裕二のほうもんじしゃらくっぽい」
「アニメ版を観たことがあったけど、これは映像化に当たってアニメ版を割と参考にしてるんだろうね
櫻子さんちの外観とか、ドラマにしては不自然な喋りとか
喋りは小説の文体のせいもあるんだろうけど、もう少し観月ありさの雰囲気に合った口調でも良かったのでは?」
「期待してなかったけど思いのほかおもしろい
小さな巨人が嫌なヤツが多すぎて胸焼けしちゃったのでこっちにしようかな〜」
「原作結構好きでドラマもみたよ。
なんか演出?が好きじゃなかったなー。
さくらこさんは、淡々とした喋り方のイメージだったから…
でも、別物として見れば丁度良く見れる。
来週もみようかな。」
「ドラマトピでこんなに伸びないのって
視聴率爆死確実だな笑」
(以上引用 ガールズちゃんねる)
割と面白かった、というコメントもちらほら見られましたが、最後のコメントにあるようにとにかく書き込みが少なく、プラスもマイナスも押されてる数が少なすぎるんですよね。
見てみたら悪くはなかった、でも見てる絶対数が少なかったと、そういうことでしょうか。
ツイッターからも少し反応を見てみましょう。
あ、ドラマのネタバレを含むツイートがありますので、ドラマをこれから見る方はご注意を。
売れた・アニメ化された作品を実写化すれば売れるとか思ってんじゃねぇぞテレビ局
— Shu-n (@s_k980926) 2017年4月23日
それに現実でやりやすいように設定変えんなやシバくぞ
あと、ジャニーズ使えば視聴率取れるとか思うな、ジャニオタだって選り好みあるんやぞ#櫻子さんの足下には死体が埋まっている
#櫻子さんの足下には死体が埋まっている
— ピラピラ@内田真礼大好きフレンズ (@piramaaya) 2017年4月23日
櫻子さんのドラマでは原作が死んでいる
なんか、がっかりで見てられない・・・
— ふう (@koki_fuuu) 2017年4月23日
櫻子さんというより・・・低予算のbonesもどきのふやけたブレナン博士。
やっぱり、最低限旭川でロケはやってほしいし。正太郎には増毛の甘エビにこだわってほしい。#櫻子さん #櫻子さんの足下には死体が埋まっている
櫻子さんダメだ……。
— 桃木 式神?? (@zakuro_love) 2017年4月23日
設定めっちゃいじってて意味わかんない。
舘脇くんは学生です。社会人じゃありません。
ちゃんと原作読んでる?って思う。ちゃんと読んでたらこんな風にはならないでしょ。
実写化が原作やアニメを超えることは無い。改めて実感。#櫻子さんの足下には死体が埋まっている
櫻子さん正太郎に少年って言ってるけどさ、ドラマは社会人なんでしょ?
— 抹茶ンゴー (@ZeI797NjOna1qhE) 2017年4月23日
おかしくない?#櫻子さん#櫻子さんの足下には死体が埋まっている
当初まったく期待していなかったけど、意外な掘り出し作品。原作厨からは設定がかなり違うと批判が多いみたいだけど、普通のミステリードラマとして楽しめたし、観月ありささんの櫻子役も悪くなかった。しかし事件の真相が自殺だとはまったく読めなかったなぁ。#櫻子さんの足下には死体が埋まっている
— おき289(K.OKI) (@oki267) 2017年4月24日
反応は分かれているようですが、批判が多いようにも感じました。
これは、第2話の視聴率がどうなるかがポイントになりそうですね。
そもそも、観月さんがこのドラマの主演という仕事を受けたのは、ご自身がお持ちの連続ドラマ主演連続記録を30回という大台に乗せるためだった、とも噂されています。
※記録のためだけに主演をやり続けることに意味があるのかという厳しい声も…。
→ 「価値がない」観月ありさの『櫻子さん』主演決定に厳しい声
この枠は、昨年4月に芦田愛菜ちゃんとシャーロット・ケイト・フォックスさんを主演に据えてドラマ枠として復活させてから一度も視聴率で2桁をとれていません。
それどころか、4作品中2作品が全話平均で5%を下回ってしまっているという、究極の爆死枠となってしまっています。
たしかに『櫻子さんの〜』は初回6.9%と、今クールのドラマの中では視聴率で出遅れた感がありますが、昨年4月以降のフジ日9枠の初回視聴率の中で比べれば、5作品中3番目と真ん中の記録なのです。
このまま、上がらないまでも極端に下げることがなければ、フジ日9枠としては失敗とまではいえない記録になる可能性が高いわけです。
とりあえずは来週、連ドラの2話目は視聴率を下げる場合がほとんどで
LCラブコスメ