PLENGoer Robotics(プレンゴア ロボティクス)は、小型の箱型ロボット「PLEN Cube」の日本展開を発表しました。米国ではKickstarterを通じ、8万ドル超を調達(目標は5万ドル)しているこの持ち運べるロボット。日本国内ではMakuakeで資金調達を実施。2018年6月にも販売する計画です。
PLEN Cubeは、IoT関連の家電製品のリモコン代わりになる箱形ロボット。1辺7.5cm、手のひらにのるサイコロ型のボディですが、上から半分が360度回転します。カメラを搭載しており、愛くるしい1つめの相棒が首をふるように動く、そんなロボットです。
PLENGoer Roboticsは、オープンソースの二足歩行ロボ「PLEN」などを手がけるプレンプロジェクトと、中国の製造&販売会社GoerTek(ゴアテック)によるジョイントベンチャーです。クラウドファンディング成功させた米国では、2017年末にもPLEN Cubeを発売予定となっています。
360度回転する ヘッド部分は4つのサーボモーターで駆動し、メカの時につたない動きがかわいらしさにつながっている印象。音声やジェスチャーで操作し、宅内のIoT家電などのリモコン代わりになります。IFTTTを介し、各種Webサービスと連携。今回の発表会では音楽を流すデモを実施していました。
開発基盤はインテルのJoule。OSはUbuntu。2.2インチディスプレイを搭載したモデルと、非搭載でスマートフォンやタブレット操作のLiteモデルがあります。カメラは静止画フルHD、動画HD撮影に対応。ライブ配信などもサポートする予定。