180 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:04/04/28(水) 05:21 ID:ddrRJTRX
このスレ読んで思い出した。

中学1年だか2年の時、バレンタインの日の夕方(と言っても2月なので暗い)に
好きな人に手作りのチョコを自転車に乗って渡しに行った。

渡した結果は「わからない」と言われて最初( ゚д゚)ポカーンとなったが
「まぁ、彼なりの断り方なんだろう」と思って「あ、そうですか…じゃあ…」と言って帰路へ。

帰り道、「フラレタ」&「恥ずかしい」のショックでギュンギュン自転車を飛ばしてたら
見事にこけた。

普段だったらすぐに起きて帰る所がさきの「フラレタ」&「恥ずかしい」ショックで頭が朦朧としていた為
「あ~起きなきゃ…でもフラレタ…明日からどうやって生きていったら良いのか」等
くだらん事を倒れながら考えてたら一台の真っ黒な車が来た。

でもダブルショックだった私は「車が来た」ぐらいにしか判断出来なくてボーッとしてたら
車から強面のおじさん&お姉さんが降りて来ておじさんが「どうした」と言いながら私と自転車を起こしてくれて、
お姉さんは「あら、膝すりむいてるじゃない!」と言ってばんそうこうを貼ってくれた。

2人に助けられて正気に戻った私は「あ、すいません。大した事ないので、すいません」と言って
去ろうとしたら「気を付けてな~」と言って近くのコンビニに入って行った。

今思い返すとフラレタぐらいでよくあんなにも絶望的になれたものだが、
あのおじさんとお姉さんの優しさのお陰で今思い出してもあんまり心が痛まないんだと思う。