954482629日、キングコング・西野亮廣が自身のブログを更新し、テレビの収録中にブチ切れ、立ち去ったことを明かした。



西野亮廣が取材ディレクターにブチギレ…マイク置いて帰ったと告白


西野は「キンコン西野、ブチギレて収録中に帰る」と題した記事を投稿した。現在、西野は自身の絵本が体感できる「えんとつ町のプペル光る絵本展」(大阪)を開催中で、その会場を訪れていた。

そんな中、「朝生ワイド す・またん!」(読売テレビ)のインタビューロケがあったという。だが、番組ディレクターは開口一番、「今日の服装は意識高い系ですか?」と質問するなど、最初から「ものすごく嫌な雰囲気」だったそうだ。


西野亮廣さん



キンコン西野、ブチギレて収録中に帰る

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昨日から『えんとつ町のプペル 光る絵本展inイオンモール堺鉄砲町』がスタートしました。

『西野亮廣独演会』や『天才万博』から、僕の自宅のリフォームまでを手掛けてくださっている一級建築士の只石さんがデザインしてくださった空間は、とても素敵な感じで、子供らが走り回っている光景を見ながら、ずっとニヤニヤしておりました。

そんな中、読売テレビの朝の人気番組『すまたん』のインタビューロケがあるというので呼ばれていってみたら、すでにカメラが回っていて、マイクを持ったディレクターさんが開口一番、「今日の服装は意識高い系ですかぁ?」。

ものすごく嫌な雰囲気がしたのですが、それでもテレビショーですから、食らいつこうと決意。
しかし、そのあとも、ディレクターさんの口から出てくる言葉は、

「なんで炎上させるんですかぁ? もしかして目立ちたいんすかぁ?」

「プペル、値段高くないですか?」

「印税独り占めですか?」

「ていうか、返し、普通ですね」 

「お高くとまってんスカぁ?」

…という、お笑い芸人さんのマネをして"くさせば笑いがとれる"_と信じきっている田舎の大学生がチョイスしそうな言葉ばかり。
そこには信頼関係の「し」の字もありません。
それもそのハズ。
「ずいぶん上からイジってくるけど、そもそも、あなたは一体誰なんだ?」なのです。
信頼関係のないイジリはイジメなので、読売テレビさんがそれを良しとしても僕は肯定できません。
ましてや、それを子供に見せるようなことはしたくありません。

そして、インタビュー中、ずっとディレクターさんが手元の紙をチラチラ見ていらしたので、覗き見してみると、そこには「プペル、高くない?」「印税、独り占め?」やら何やら書かれています。
最初からクサすことを決めておられて、現場の空気がどうなろうが、そのメモをただただ朗読していたんですね。

一つだけ言わせてもらうなら、たった今、プペルを買ってもらって、大事に大事に、とても嬉しそうに一冊の絵本を胸に抱いているチビッ子が目を輝かせて見ている前で、「高くないですかぁ?」は、優しくないかもしれませんね。

この何の愛もない絡みに対して、「勘弁してくださいよぉ~」「そんなこと言わないでくださいよぉ~」と付き合う筋合いも関係性もありませんし、そこまでしてテレビに出たくありませんし、それより何より、撮影の様子を横で見ていたお客さん達が、そしてチビッ子達が本当に悲しそうな顔をしていたので、インタビュー途中でマイクを置いて帰りました。
内心は信じられないぐらいブチギレていましたが、現場にはチビッ子もたくさんいたので、つとめて静かに帰りました。

会場にいたお客さんが口々に「だからテレビを見なくなるんだよ」と言ってらして、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
忘れちゃダメですね。この人達がテレビの視聴者だということを。

僕の想いは、「面白いテレビは面白いので、よかったら、これからもテレビを見てください」といったところ。

番組のプロデューサーさんが東京まで謝罪に来てくださるという話になったのですが、申し訳ないので、お気持ちだけ受け取って、お断りしました。


また、この様子を見ていた客からは「だからテレビを見なくなる」といった声も上がったそうが、西野は「面白いテレビは面白いので、よかったら、これからもテレビを見てください」と訴える。

そして最後に、「テレビが嫌いになってしまうようなことはあまりしてほしくありません。テレビが好きです、とても」と綴り、ブログを結んでいた・・


関連リンク: キングコング西野の1000万円で売れた絵画、自分で描いてなかったことが判明

えんとつ町のプペル展 光る絵本展