297 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2006/02/20(月) 00:41:14 ID:5o8q4Xim0
地元で就職試験受けるために帰ってきたときのこと

妹「わ、スーツだ」
俺「うむ、似合うか」
妹「うん、若く見えるよ」(前はヒゲ面だった)
俺「もうすぐ社会人だしなー」
妹「こっちで就職するの?」
俺「いや、こっちはコネだから滑り止めのつもり」
妹「じゃあずっと東京?」
俺「うん」
妹「夏休みとかあるの?」
俺「会社入ったらほとんどないんじゃないか」
妹「じゃあ来年からいつ会えるの?」
俺「うーん・・・正月くらいじゃない?」

そう言ったら妹泣き出した。
4年位前、初潮があったときから会話が減って、避けられてた気がしてた。
俺がいなくなるだけで泣くとは思ってなかったし、嫌われてるとすら思ってた。

その日は俺が晩飯作って、二人で食べた。
翌朝会社行こうとした俺に、妹が始めて玄関先まで来て「いってらっしゃい」と言ってくれた。

駅までの道のり、俺は泣いた。