【ガヴドロ】ヴィーネ「駄天使と」 ガヴ「駄悪魔と」
- 2017年05月12日 23:10
- SS、ガヴリールドロップアウト
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ヴィーネ「仕送りが……」
ガヴィーネ「下がってるー!」
ガヴ「まじで!?お前も??」
ヴィーネ「えっ、ガヴも??」
ガヴ「……」
ヴィーネ「……」
ガヴ「とりあえず1回集まろう。仕送り会議だ」
ヴィーネ「そうね」
ガヴ「では第2回仕送り会議をはじめます」
ヴィーネ「はい」
ラフィ「はい」
ガヴ「……」
ヴィーネ「……」
ガヴィーネ「えっ?」
ラフィ「うふふ~」
ヴィーネ「まったく……もう」
ガヴ「まあいてもいいけど邪魔するなよ」
ラフィ「はい~」
ラフィ「それなら私に案がありますよ」
ヴィーネ「えっ、ホント?」
ラフィ「はい!とーってもいい案があるんです!」
ガヴ「そことなく怪しいが」
ガヴ「……なんだ、言ってみろ」
ラフィ「……それは」
ガヴィーネ「……」ゴクリ
ガヴィーネ「……は?」
ラフィ「だって仕送りが減った原因は」
ラフィ「ガヴちゃんが天使なのに悪魔らしいから」
ガヴ「うっ」
ラフィ「ヴィーネさんが悪魔なのに天使らしいから」
ヴィーネ「うっ」
ラフィ「ですよね?」
ガヴィーネ「……」
ラフィ「ヴィーネさんは天使を堕落させているという名実で」
ラフィ「お互いの仕送りが上がるのではと」
ラフィ「それにガヴちゃんはお世話してもらえる、ヴィーネさんはガヴちゃんにお世話ができる」
ラフィ「割といい案だと思うのですが」
ガヴ「……でもな」
ラフィ「……では、1週間だけ同棲してみるとか」
ヴィーネ「……そうね」
ガヴ「えっ」
ラフィ「……決定ですね!」
ヴィーネ「……よろしくね!ガヴ」
ガヴ「……あぁ」
こうして、駄天使と駄悪魔の共同生活が始まった
ヴィーネ「まずは誰の部屋に住むか決めましょう」
ガヴ「そうだな」
ヴィーネ「うーん」
ガヴ「1日交代とかどうだ?今日は私の部屋で明日はヴィーネの部屋とか」
ヴィーネ「……そうね!そうしましょうか!」
ガヴ「おう入れ入れ」
ヴィーネ「うわー、汚いわね……」
ガヴ「まあな」
ヴィーネ「……そりゃ仕送りも下がるわ」
ガヴ「うっせ」
ヴィーネ「……まずは掃除するわよ!」
ガヴ「よろ~」
ヴィーネ「何いってんの!あんたもやるのよ!」
ガヴ「まじかよ……」
ヴィーネ「あっ、ほら!そこ汚れてる!」
ガヴ(これがあと1週間も……きついな)
ガヴ「あー、終わった終わった」
ヴィーネ「ってあんたゴミ横に押しやってるだけじゃない!そんなの掃除って言わないわよ!」
ガヴ「これぞ天真流掃除術」
ヴィーネ「何馬鹿なこと言ってんのよ!?」
ヴィーネ「……」ハァ…
ヴィーネ「もういいわ……私やるから大人しくしてて」
ガヴ「うぃー」
ヴィーネ「まさか掃除だけでもうこんな時間になってしまうなんて」
ガヴ「おつかれー、晩御飯は?」
ヴィーネ「……晩御飯」
ヴィーネ(これがあと6日も続くのかぁ……大変ね……)
ヴィーネ「……買い物行くから待ってて」
ガヴ「おうありがとう」
ガヴ「いただきまーす」
ヴィーネ「疲れたぁ……」
ガヴ「やっぱヴィーネのご飯は上手いなぁ」
ヴィーネ「……そう?」
ガヴ「うむうむ、褒めてつかわす」
ヴィーネ「……もう、何よそれ……」フフッ
ヴィーネ(……まぁ、あと6日くらい頑張りましょうか!)
ヴィーネ「……どうしましょう」
ガヴ「……私床で寝るよ、ヴィーネベッドで寝て」
ヴィーネ「えっ……でも」
ガヴ「疲れたでしょ?ほらいいからいいから。私床で寝なれてるから」
ヴィーネ「……そう?ありがとね」
ヴィーネ「腰が痛くなったら起こしていいからね」
ガヴ「ういー」カチカチ
ヴィーネ「……パソコンもほどほどにしときなさいよ」
ガヴ「分かってるよ」
ヴィーネ「じゃあおやすみー」
ガヴ「おう、おやすみー」
ヴィーネ「ガヴ~、起きてー!」ユサユサ
ガヴ「んだよ……もう朝?」
ヴィーネ「朝よ!ほら学校行くわよ!」
ガヴ「……起こして~」バンザーイ
ヴィーネ「あぁ、もう」グイッ
ヴィーネ「さあほら早く服脱いで」
ガヴ「……なんで」
ヴィーネ「脱がなきゃ制服に着替えられないでしょ」
ガヴ「自分で着替えるんだけど……」
ヴィーネ「あっ……そ、そうね!」
ヴィーネ「もうできてるわよ」
ガヴ「お、気が利くねぇ」
ヴィーネ「そうでもしなきゃ遅刻しちゃうでしょ……」
ガヴ「へいへい、すみませんすみません」
ヴィーネ「あ、それと今日は私の家に行くんだから戸締りとかちゃんとしなさいよ」
ガヴ「別に私の部屋に取られるものなんてねーよ」
ヴィーネ「年頃の女の子なんだから少しはちゃんとしなさいよ!」
ガヴ「へいへい」
サターニャ「へー、あんた達同棲はじめたの」
ヴィーネ「そうよ、1週間だけだけどね」
ラフィ「サターニャさん、ガヴちゃんとヴィーネさんが同棲していることだし、私たちも……」
サターニャ「いや!」
ラフィ「……永遠とは言いません。せめて1週間だけでm」
サターニャ「いや!何されるか分からないわ!」
ラフィ「……」チーン
ガヴ「よし終わった、今日はヴィーネの家だな」
ヴィーネ「そうね、ついでに買い物行きましょうか」
ガヴ「えー、買いだめないの?」
ヴィーネ「ないから行くのよ」
ガヴ「なんだよ買いだめなしとか主婦力0かよ」
ヴィーネ「ほらつべこべ言わず行くわよ!」
ガヴ「あーい」
ガヴ「ほら買ってきたぞ」
ヴィーネ「豚肉しか持ってきてないじゃない」
ガヴ「トマト嫌い」
ヴィーネ「子供か!」
ヴィーネ(いつもの倍疲れるなぁ)
ガヴ「……分かったよ」
ガヴ「……はい買ってきた」
ヴィーネ「おー、えらいえらい」ナデナデ
ガヴ「あっ!子供扱いすんな!」
ヴィーネ(まあ、でも……)
ヴィーネ(1人でいるより、ずっと楽しいから……いっか!)
ガヴ「疲れたぁ、お邪魔しまーす!」
ヴィーネ「はい、ゆっくりしてね」
ガヴ「まあ私の家同然なんだけどね」スタスタ
ガヴ「……綺麗だな」
ヴィーネ「まあね」
ガヴ「……!」
ガヴ「……」ワナワナ
ヴィーネ「どうしたの?この世のおわりみたいな顔して」
ヴィーネ「……プッ」
ガヴ「なっ、なに笑ってんだよ!私にとっては一大事だぞ!」
ヴィーネ「1日くらい我慢しなさい!」
ガヴ「できるか!私の家の鍵はどこだ
!」
ヴィーネ「没収しました」
ガヴ「……」サラサラ…
ヴィーネ「ならお話しましょうよ」
ガヴ「……まあいいけど」
ヴィーネ「ガヴって休日とかいつも何してるの?」
ガヴ「ネトゲかな」
ヴィーネ「外に出たりは?」
ガヴ「カップ麺買いに行くくらい」
ヴィーネ「……ふーん」
ヴィーネ「私はレンタルで借りてきて映画を見たりとか……料理を研究したりとかかな」
ガヴ「ふーん?好きなジャンルとかあんの?」
ヴィーネ「恋愛とかファンタジーとか好きよ」
ヴィーネ「ガヴは?」
ガヴ「映画とかあんま見ないな……テレビで放送されるのを待ってる」
ガヴ「だってお金もったいないじゃん」
ヴィーネ「……まあそうね」
ガヴ「……そうだ、暇だからなんかDVD借りてこよーぜ。映画の」
ヴィーネ「ガヴにしては珍しい、いい提案ね」
ヴィーネ「いいわよ、行きましょう」
ガヴ「うん、私はこれ」
ヴィーネ「よし、じゃあお会計しましょう」
ガヴ「おう、いれるぞ」
ヴィーネ「ガヴが何借りてきたか楽しみだわ」
TV『許さない……コロシテヤルゥゥゥゥ』
TV『キャアアアアアアアア』
ヴィーネ「」パクパク
ガヴ「なんだよ、思ってたよりチャチだな……」
ヴィーネ「……」ダキッ
ガヴ「え、ちょっ」
ガヴ「おい……ヴィーネ?まさかお前ホラー系……」
ガヴ「……見るのやめるか?」
ヴィーネ「……」コクリ
ガヴ「……すまんな」
ヴィーネ「……大丈夫」
ガヴ(……コイツにもこんな弱々しい1面があったんだな……)
ガヴ「……ヴィーネの借りてきたやつ、見るか?」
ヴィーネ「……うん」コクリ
TV『本当かい?俺もお前のことが……』
TV『濃厚なキスシーン』ブッチュウウウウウウ
ガヴ「」パクパク
ヴィーネ「……」ギュー
ヴィーネ「……腰がぬけて」ギュー
ガヴ「……」ドキドキ
ガヴ「こんな映画!おっ、終わりだ!」プツン
ヴィーネ「……ごめんね」
ガヴ「いや、最初にホラー選んだ私が悪かったよ……」ドキドキ
ヴィーネ「……うん」
ガヴ「じゃあ私は床で……」
ヴィーネ「……一緒に」
ガヴ「えっ……」
ヴィーネ「……お願い」
ガヴ「……はぁ、仕方ねぇなぁ」ポリポリ
ガヴ「……今日だけだぞ」
ヴィーネ「……ありがと」
ガヴ「……よいしょっと」ガサゴソ
ガヴ(……なんか1人で寝るより)
ガヴ(……なんていうか、暖かい……)
ガヴ(……当たり前か、何考えてんだ私は)
ガヴ「おやすみ、ヴィーネ」
ヴィーネ「おやすみ」
ガヴ「……」
ヴィーネ「あっ、ガヴおはよう」
ガヴ(くっそあんまり寝れなかった)
ガヴ「……おはよう」
ヴィーネ「早いのね」
ガヴ「まあな」
ヴィーネ「……もしかして心配してくれてる?」
ガヴ「えっ、いや、そんなことはないけど」
ヴィーネ「……ふふっ、ありがとね、ガヴがそばにいてくれたからもう大丈夫よ」
ガヴ「……そうか」
ヴィーネ「じゃあ朝ごはん作ってくるわね」
ヴィーネ「はーい」
ヴィーネ「じゃあ行きましょうか!」
ヴィーネ「……でガヴがその恋愛系のDVD見てる時ガッチガチで……」
ラフィ「あら~」
ラフィ「……もしかしてそれって」
サターニャ「なに?なんなの?ガヴリールがどうしたの?」
ラフィ「いえ、サターニャさんにはまだ早いです」
サターニャ「どういうことよー!」
ガヴ(ラフィエルぅ、絶対余計なこというなよ~!?)
ラフィ「……」チラッ
ガヴ「……!」
ラフィ「……」グッ!
ガヴ「……!」パァァァ
ラフィ「ヴィーネさん、よく聞いてください、その時ガヴちゃんはそのキスシーンを……」
ガヴ「わー!わー!なんのグッ!!だったんだよ!」
ガヴ(なんとかラフィエルを振り切れた……あいつ敵にしたらやっこすぎるだろ……)
ヴィーネ「ねぇ、ガヴ」
ヴィーネ「さっきラフィが言おうとしてたことって……」
ガヴ「さ、さぁ……?」
ヴィーネ「……そう?」
ガヴ「うん、わっかんないなぁ」
ヴィーネ「……ま、いいか、はい鍵返すわ」
ガヴ「ん、、お、おうって早く返せよ」
ガヴ(助かった……)ホッ
ガヴ「ほーい」
ヴィーネ「やっぱり汚いわね……」
ガヴ「綺麗だろ」
ヴィーネ「やっぱり掃除を……」
カサコソカサコソ
ヴィーネ「……ん?」
ヴィーネ「いやー!ゴキブリ来ないで!!!!」
ガヴ「ちょ、まっ!」
ボッカーーーーン
ガヴ「……」
ヴィーネ「……」
ヴィーネ「よしっ!今日は私の部屋に泊まりましょうか!」
ガヴ「馬鹿野郎!!!!!」
ガヴ「……まさかお前んちにもゴキブリ出たりしないよな」
ガヴ「お前んちも爆発したら泊まるとこないぞ」
ヴィーネ「でないわよ!……たぶん」
ガヴ「……とりあえず三又の槍だすの禁止な」
ヴィーネ「……はい」
ガヴ「おー、ありがとー」
ガヴ「うん、うまい」
ヴィーネ「それ食べたらお風呂入っちゃってね」
ガヴ「……めんどくさ」
ガヴ「……ねぇ、ヴィーネ?」
ヴィーネ「洗いません1人で入りなさい」
ガヴ「ちぇ!」
ヴィーネ「じゃあ寝ましょうか!」
ガヴ「えー、まだこんな時間……」
ヴィーネ「よし、明かりを消して……」
ガヴ「ちぇっ」
ヴィーネ「……」ガサゴソ
ガヴ「……なにナチュラルに布団に入ってきてんだよ」
ヴィーネ「まぁこれくらいいいじゃない!」
ガヴ「……ま、いいか。おやすみ」
ヴィーネ「ふふっ、おやすみ!」
「ガヴ~、早く起きなさーい」
私は、私を呼ぶ声で目を覚ます
こんな生活ももう4日目。慣れたものだ
彼女も慣れた手つきで私を起こし、朝ごはんを用意する
ベッドの上でグズグズしていると、彼女の口調が強くなる
一昨日ホラー映画を見てビクビクしていた少女とはまるで別人だ
……だが、私的にはいつものヴィーネが好き
彼女にはずっとこの調子でいて欲しい
……まぁ部屋を吹っ飛ばされてはかなわないが
彼女の料理は本当においしい
……こんな料理にありつけるって幸せなのかな
……彼女に感謝しなくちゃな
「美味しかったよ、ありがと」
そう言うといつも彼女は嬉しそうに
「はーい」
と返事を返す
これはいつもとあまり変わらない
いつもと変わっているのは、2人とも変える場所が同じということ
でも今日は買出しにいくらしい
いつもならついて行かないところだが……
……たまにはお手伝いというのをしてやるか
気まぐれついでに料理も手伝ってやる
昔ならできたはずなのだが……あまりうまくいかない
それにとても大変だ
いつもこんなことを毎日やってるんだなぁ
どうして、彼女は私にこうも尽くしてくれるんだろう
「ヴィーネ……いつもありがとうな」
「ふふっ、いいのよ、ガヴも今日は手伝ってくれてありがとうね!」
「いつもよりなんだか美味しいわね!」
そうだ、ヴィーネはこんなヤツだった
自分の事より他人の事を気にするようなヤツ
悪魔なのにとても優しいヤツ
彼女は悪魔らしくなりたいとのことだが……私はそのままでいいと思う
いや、そのままがいい
そう思うのはワガママだろうか
……まあこんな生活もあと少しだし
明日も存分に楽しんでやろう
……だから、今日はおやすみ、ヴィーネ。毎日お疲れ様
そろそろ起こさなくっちゃ
そう思い彼女の方を見ると
今日は珍しく彼女はもう起きていた
珍しいこともあるものだ
私は慣れた手つきで彼女に朝食を用意する
こんな生活も残り少し
最初は長いなと思っていたけど、今となっては彼女がいないと少し寂しいと思う
彼女はいつだって私を頼ってくれる
一人暮らしの寂しさをまぎらわせてくれる
もっと彼女に私を頼って欲しいな
……でもこれは、私のワガママ
いつまでも彼女のお世話をしていては彼女の更生なんて不可能だ
……どうすればいいのだろう
まああとちょっとの間!存分に楽しみましょうか!
「うん、とっても楽しいわ」
「そうですか、それはよかったです」
ラフィには感謝しなくちゃね
彼女も報われて欲しいな……チラッ
サターニャ「……同棲、か」
こんな生活もあと少しかぁ
彼女はどう思っているんだろう
ふと彼女を見ると、なにか言いたそうな顔
「どうしたの?」
「……今日の晩御飯、私が作ろうか?」
何気ない一言かもしれないが
私にとっては驚きの言葉
あの彼女が自ら晩御飯を作るというのか
……本当に嬉しい
「じゃ、じゃあお願いしようかしら!」
「おう!まかせろ!」
どうやら彼女は料理を作ってるところを見られたくないらしい
……まあ今日は彼女に任せよう!
……もしかして、なんか怪我とかしたり……
しかし、なんの心配もいらなかったようだ
「おまたせー、遅くなってすまんな」
無事調理が終わったらしい
彼女が作ったのは……
……形こそ悪けれど、気持ちのこもった野菜炒め
「いただきます!」
「……そうか、よかった」
本当においしい
彼女もやれば出来るではないか
……いつもやらないだけか
でもどうして、いきなりやる気に……
「いつもヴィーネって大変なんだな」
「野菜炒め作っただけなのにもうかなり疲れたよ」
「ヴィーネはこれに加えて掃除と洗濯までしてるんだよな……」
あぁ、そういうこと……
……気にしなくていいのに
私は好きにやってるだけだから
「ううん、こちらこそありがとう」
「私もガヴがいるから頑張れるの」
「感謝しても感謝しきれないわ」
「ヴィーネ……」
「……とりあえず今日はもう遅いし寝ましょうか」
「……あぁ」
おやすみ、ガヴ
今日はありがと。本当にお疲れ様!
「なぁ……ヴィーネ。私まだ……」
「……ガヴもそう思う?」
「ヴィーネもそう思うのか……?」
「うん、もちろんよ」
「……なら決定だな!」
「えぇ……!」
「こんな私だけど……」
「これからも、よろしくな!」
「うん!こちらこそこんな私だけど……よろしくお願いします!」
ラフィ「……で」
ラフィ「もうしばらく同棲することになった……と」
ガヴ「おう!」
ヴィーネ「ありがとね、ラフィ。大事な事に気付けたわ」
ラフィ「はいっ!良かったですね!」
ラフィ「……」チラッ
ラフィ(いいですね……私も……)
サターニャ「ねぇ、ラフィエル」
ラフィ「はい?何でしょう」
サターニャ「……私たちも同棲……してみない?」
ラフィ「……えっ?」
…………………………………………………
サターニャ「……ねぇ、ヴィネット」
ヴィーネ「なに?サターニャ」
サターニャ「その……同棲って楽しいの?」
ヴィーネ「……!えぇ!もちろんよ!サターニャもやってみたら?」
サターニャ「……でも相手が……」
ヴィーネ「あら、相手ならいると思うけど……」
サターニャ「……そう、ね」
サターニャ「……アイツとならずっと私を大切に……」
サターニャ「ありがとね!ヴィネット!」
ヴィーネ「ええ!」
…………………………………………………
ラフィ「……!」
ラフィ「本当に、私でいいんですか?」
サターニャ「……えぇ、だってあんたなら私を……」
ラフィ「……!好きですサターニャさーん!」ギュー!
サターニャ「ちょっと!暑苦しいからやめなさいよもー!」
ラフィ「いーやーでーすー!」ギュー!
サターニャ「……ったく」
ヴィーネ「……ふふっ」
ガヴ「はっはっは!」
あの2人なら、幸せになれる気がする
……だって、最高のパートナーだから
……あなたもそう思うでしょ?
私の、最高の、パートナーさん!
ガヴ「……あぁ、そうだな!」
おわり!
ありがとうございました!
1週間とか長すぎた3日くらいにしときゃ良かった
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ヴィーネ「駄天使と」 ガヴ「駄悪魔と」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1494589537/
ヴィーネ「駄天使と」 ガヴ「駄悪魔と」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1494589537/
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コメント一覧
-
- 2017年05月12日 23:37
- ガヴィーネとサタラフィが一度に楽しめる良作
ラフィエルが何をやらかしてサターニャに警戒されていたのかという謎が残っているが
-
- 2017年05月12日 23:44
- あの愚妹・・・悪魔に誑かされて同棲なんぞした挙句ラフィエルにまで悪影響を及ぼして・・・!もしラフィエルまで駄天したら白羽家にどう申し開きしろというのだ・・・!!
-
- 2017年05月12日 23:44
- ガヴィーネは良いものだ
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