Google(グーグル)が見せるVRの白昼夢、多くの人が見られるようになるかもしれません。
GoogleのVRプラットフォーム「Google Daydream」は、2016年の開発者向け会議Google I/Oで初めて公開され、最初のヘッドセット「Daydream View」が同年11月にリリースされました。そして開催中のGoogle I/O 2017の基調講演でDaydream VRヘッドセットのアップデートのアナウンスがあり、ケーブルに接続しないスタンドアロン型がHTCとLenovoから年内に発売されることがわかりました。
New #Daydream standalone headsets from partners like @htcvive won't require a phone or PC. #io17 pic.twitter.com/7TpYPJGEdU
— Google (@Google) 2017年5月17日
これらのヘッドセットは、Tangoの空間認識のテクノロジーも継承した「WorldSense」と呼ばれる位置トラッキング技術を搭載。HTC Viveのような外部のカメラやセンサーを設置を必要とせず、ヘッドセット装着者はVR世界の中をワイヤレスに、自由に動き回れるようになります。
以下はGoogleによるWorldSenseの紹介動画。
Googleの公式ブログによれば、Qualcomm(クアルコム)が協力して設計したリファレンスデザインが提供され、HTCとLenovoから2017年後半に一般発売予定。価格については明らかにされませんでしたが、Backchannelによれば、400〜600ドルで発売される見込みとのことです(競合のOculus RiftとdfpAdsManager.renderBlock("/15055520/pc_gizmodo_inread");