米グーグルは17日(現地時間)、新たに「Galaxy S8」と「Galaxy S8+」、および韓国LGの次世代フラッグシップスマートフォンが、同社の提供するVRプラットフォーム「Daydream」に対応することを発表しました。
”LGの次世代フラッグシップモデル” の詳細については明らかにされませんでしたが、現在のLGの製品ラインナップから察するに、おそらくは「LG V30(仮称)」のことを指しているものと推察されます。
また、昨日には、LG V30に有機ELディスプレイが搭載される可能性が報じられました(過去記事)。
GSMArenaによると、公開されたDaydreamのスペック要件は、”LGの次世代フラッグシップスマートフォン” に、有機ELディスプレイが搭載されることを示唆しているとのことです。
スペック要件の中に、ディスプレイの種類に関する直接的な記述は存在しないものの、「最大表示遅延(maximum latency)」に関する数値は含まれており、液晶ディスプレイではこの条件を満たすことは不可能である模様。
また、Galaxy S8シリーズを含め、「Moto Z」や「Axon 7」、「Pixel」シリーズなど、現時点でDaydreamに対応する端末は、すべて有機ELディスプレイを搭載しているという事実も、この推測を裏付けているように思われます。
なお、グーグルによると、Galaxy S8およびGalaxy S8+は、今夏中までにDaydreamへの対応を果たす予定とのことです。
[GSMArena]
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