サムスン360度カメラGalaxy Gear 360の日本発売は6月1日、価格は3万円前後に。iPhoneにも対応
アプリを介したYouTubeやFacebookへのライブストリーミングにも対応
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サムスン電子ジャパンが、360度(全天球)撮影カメラ『Galaxy Gear 360』の日本展開を発表しました。発売は6月1日で、全国の家電量販店や主要ECサイト等にて販売されます。
予想店頭価格は3万円弱。予約受付中のアイオープラザでは、3万2270円(税込)となっています。
ワールドワイドでの発表は、3月に米国ニューヨークで開催された「Galaxy UNPACKED 2017」で行なわれたモデル。前世代にあたる現行モデルは日本でも発売されていることから、投入が期待されていた製品です。
Gallery: 新 Gear 360 カメラ実機ギャラリー | 7 Photos
今世代のGear 360は、4K動画(解像度優先では4096×2048/24fps)や1500万画素の静止画撮影が可能な360度カメラ。
現行モデルはボール型ですが、今回は「胴体」が付いた、鍵穴や前方後円墳、あるいはチェスのポーン的なシルエットになりました。
これにより、現行モデルに比べて連続撮影時間やバッテリー駆動時間が延長(前者は画像処理エンジンの放熱が容易になった点に起因します)。前後のカメラユニットの画像を一枚に合成する処理も高速になり、現行機比で47%短縮されています。
また対応機種に、iPhone(iPhone 6s以上)やMacが加わった点も特徴。現行モデルと同じく、同社のGalaxyシリーズ(Galaxy S6、Galaxy S6 Edge、Galaxy Note 5、Galaxy S7 edgeなど)やWindowsパソコンもサポートします。
ただし一方でGalaxy以外のAndroidでは使えないため、ここは注意が必要です。
Gallery: Gear 360 (2017) iOSアプリ | 18 Photos
さらにGalaxyを介することで、YouTube、Facebook、Samsung VRへのリアルタイム360度ライブ配信(解像度は1920×960)も可能となります。
ストレージとして最大256GBのmicroSDに対応。無線通信はWi-FiとしてIEEE 802.11acを、Bluetoothは4.1をサポートします。バッテリー容量は1160mAh。
本体サイズは約46.3×45.1×100.6mm(幅×奥行き×高さ)で、重量はバッテリー込みで約130gです。
詳細は、下記記事を参照ください。
新Gear 360発表。iPhone対応、高性能で安い「4Kソーシャル360カメラ」
新Gear 360カメラのiPhoneアプリ配信開始、ライブビュー撮影や転送対応。2016年モデルは非対応
このように新Gear 360は、Galaxyシリーズユーザーのみならず、iPhoneユーザーでも比較的手頃な4K対応360度カメラとして使える、魅力的な製品として仕上がっています。
ユニークな本体デザインの360度カメラとして、また近々発表が予想されるGalaxy S8シリーズと相性の良いカメラとして、日本でもユーザーに支持されるものとなりそうです。
なお同社は合わせて、既発表のコントローラー付きGear VRの日本発売、およびVRとGalaxyシリーズの体験イベント「Galaxy Studio Tokyo」の2度目となる開催を発表しています。これらに関しては下記記事を参照ください。
コントローラー付きGear VRの日本版は約1万6000円で来週発売、コントローラー単体は約5000円
サムスン、VR体験イベント「Galaxy Studio Tokyo」開催。無料で本格VRマシンやスマホ使うゲームを体験