アームストロング船長の気分が味わえるかも!?
ソ連からはスプートニクが飛び、アメリカからはアポロが宇宙へ旅立った1960年前後は、人類の夢と希望が叶い月面着陸の瞬間が訪れた時代でした。
時が経ち、2015年にNASAが当時アポロ号から撮った大量の記録写真を公開。それに目を付けたモーション・クリエイターの兄弟が18カ月かけて写真を繋ぎ、1本の短編動画を完成させました。
作品名は『LUNAR』。エンドロールも含め7分ほどの月面旅行へいざ出発してみましょう。
制作したのは、映像担当のクリスチャン・スタングルさんと音楽担当のウォルフガング・スタングルさんら兄弟。彼らはNASAのflickerページ「Project Apollo Archive」で公開された4千枚近くの写真の中から厳選し、モーフィングも駆使した滑らかで美しいコマ撮り映像を完成させたのです。
多少なりともエフェクトなどの手心が加えられているかと思いますが、大昔の写真がこれほどまで美麗なクオリティーになっていることにも驚きです。
何度でも繰り返し見たくなりますね。短いながらも、静かな感動を憶える素晴らしい作品でした。
・ヒトラーが恐竜に乗る! 月面ナチス映画の続編『アイアン・スカイ:ザ・カミング・レイス』予告編
image: ©️ Christian Stangl 2014 via Christian Stangl/vimeo
source: Christian Stangl/vimeo, flicker
(岡本玄介)