Bloombergは26日(現地時間)、米アップルが現在、AI(人工知能)処理を実行するための専用プロセッサを開発している模様と報じています。
アップルの消息筋がBloombergに明かしたところによると、AI処理専用プロセッサは「Apple Neural Engine」と命名されており、顔および音声の認識精度を大幅に向上させるのみならず、搭載された端末のバッテリーライフを延長させるものとなるとのことです。
また、同社は、最終的にiPhoneやiPadを含む多彩な製品に採用することを計画している模様ですが、現時点では、今秋頃にも登場する予定の「iPhone 8」にも、この新型プロセッサが搭載されるかどうかは不明とされています。
なお、iPhone 8には、従来型(2D)とは異なり、立体的(3D)に被写体を認識できる新型の顔認証カメラが搭載される見込み(過去記事)。仮にApple Neural Engineも実装されるならば、顔認証の精度とセキュリティ性には、期待を寄せても良さそうです。
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