米グーグルは27日(現地時間)、同社の提供する各種サービスに保存されているデータを検索できる「パーソナル」タブを、新たに検索エンジンに実装しました。
Googleの検索結果ページにおいて、検索欄の真下に表示される検索用タブの中にある「もっと見る」の項目の中に、今回新たに「パーソナル」というタブが追加されました。
この新たなタブは、GmailやGoogleフォト、Googleカレンダーなど、グーグルの提供する各種サービスに保存されているユーザー自身のデータから、検索された単語に関連する情報を抜粋して表示するためのタブとなります。
例えば、猫や犬、花や食べ物などと検索すれば、Googleフォト内にあるユーザー自身が撮影した画像の中から関連する画像が一覧で表示されたり、Gmail内に保存された関連していそうな内容のメールが抜粋されたりするようになりました。
なお、現時点では、GmailとGoogleフォト、Googleカレンダーが、このパーソナルタブの参照元となっている模様。実験してみた結果、Googleドライブからデータを呼び出すことはできませんでした。
今後、さらに機能が拡張されれば、Googleサービス上にある個人データをより管理しやすくなりそうです。
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