戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://rss.rssad.jp/rss/artclk/T7he30zk4qYy/8a5611dcef11234b6219af56dfbff16d?ul=0YZl1iq7q1inUH4T2n0TT4AQsNNvLrvXiJmDWGY5.7ua5YCrbD.mkN_X4.nIBZevFfZpzthN59Wm9XXtJvEXYI.bO_hMKJoltnQyeMEJ0qrILvpCeo8JCTAU_2Bto1HksWRRmN.


精度9割以上。血液検査でうつ病を見分けるPEA検査ってなんだ?|ギズモード・ジャパン

ギズモード・ジャパンGIZMODOのロゴです

カテゴリー
タグ
特集

精度9割以上。血液検査でうつ病を見分けるPEA検査ってなんだ? 1
image: Mugendai(無限大)

メンタルヘルス対策が変わるかな。

過労やストレスなどを理由に発症する、うつ病。体のケガと異なり見えにくい分、いまだ誤解の多い病気でもあります。

うつ病に誤解が多いのは、その診断の難しさもあるのかもしれません。もちろん知識豊富な熟練の医師が行なうとはいえ、うつ病の診断は基本的に問診。これが、ケガや病気のように目で見てわかれば、「うつ病は甘えだ!」なんて言う人を説得できそうなのですが…。

そんなうつ病の客観的な診断に尽力しているのが、川村総合診療院の川村則行理事長IBMのWebメディアMugendai(無限大)に掲載されていたのは、何と血液検査によってうつ病を診断する画期的な試みです。

精度9割以上。血液検査でうつ病を見分けるPEA検査ってなんだ? 2
image: Mugendai(無限大)

川村さんが取り組んでいるのが、血中の「PEA(リン酸、エタノール、アミンが結合した分子)」という物質の濃度からうつ病を診断する方法。

臨床研究では、健常者以外に、症状の程度で14種類に分類されたうつ病患者の血液を採取。実際にPEAの濃度を調べたところ、うつ病に罹患している患者のPEA濃度は明らかに低く9割以上の精度で「うつ病」と診断できるとのことです。

関連する論文をまとめれば、年内にはいったん完成するというこちらの臨床研究。もう今すぐにでも実用化して欲しい!って感じがしますが、そう簡単にはいかないようです。

最も大きなハードルは、血液検査にかかる費用。今回の実験で使われた精密な質量分析計を利用すると、どうしても高額になってしまうんですって。そのため、何とか安価な方法を実現できないかと模索している川村さん。医療保険の適用範囲内

あわせて読みたい
    powered by CXENSE