米Essentialは30日(現地時間)、新型フラッグシップスマートフォン「Essential PH-1」を発表しました。
Essentialは、“Androidの父” の愛称で知られるアンディ・ルービン氏が設立したスタートアップ企業ですが、同社から今回発表された新型スマートフォンは、非常に意欲的かつ高スペックな端末となりました。
以下は、Essential PH-1の主なスペックと特徴。
OS | Android 7.1.1 Nougat |
ディスプレイ | 5.71インチ 19:10 QHD(2560×1312)液晶ディスプレイ |
SoC | Qualcomm 2.45GHz駆動 64-bit オクタコア Snapdragon 835 |
RAM | 4GB |
ストレージ | 128GB UFS 2.1 |
メインカメラ | デュアルカメラ(約1,300万画素RGBセンサー + 約1,300万画素モノクロセンサー) |
フロントカメラ | 約800万画素 |
ネットワーク | 2G / 3G / 4G LTE |
ワイヤレス |
Bluetooth 5.0 LE Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac NFC |
バッテリー | 3,040mAh |
その他 |
USB Type-Cポート デュアルSIM機能 急速充電機能 指紋認証機能 |
本体重量 | 141.5(W) × 71.1(D) × 7.8(H) mm |
外形寸法 | 185g |
「Full Display」と呼ばれる「19:10」という特殊なアスペクト比の液晶ディスプレイを採用。フロントカメラの周囲までもがディスプレイで覆われており、非常にベゼルレスな端末に仕上げられました。
また、筐体はチタン素材とセラミック素材(※背面プレート)製であり、多くのアルミニウム素材製の競合製品を上回る堅牢さを実現しています。
そして、Essential PH-1は、背面部に搭載されているマグネット端子を介して、専用の小型デバイスを接続することが可能であり、今回新たに専用の全天球カメラ「360° Camera」も発表されました。
また、背面部には、RGBセンサーとモノクロセンサーで構成されるデュアルカメラシステムを搭載。2基のイメージセンサーはともに1,300万画素であり、両センサーが撮影した画像を合成して、1枚の高画質な画像を生成する仕組みが実装されています。
なお、Essential PH-1は649ドル(約7万2000円)、Essential PH-1と360°カメラのセットが、期間限定の割引価格で749ドル(約8万4000円)にて、それぞれ発売されるとのことです。
ただし、現時点では具体的な発売時期については明らかにされていません。米国市場以外での発売予定も併せて、続報に要注目です。
[Essential via Phone Arena]
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