ヒュー・ジャックマンが演じる、ヒーローチーム「Xメン」の生ける兵器ウルヴァリン(通称:ローガン)の引退作となる映画『LOGAN/ローガン』。
今回はその最後を飾るにふさわしい、X-MEN映画最高の傑作を作り上げた、ジェームズ・マンゴールド監督にインタビューして参りました。
本作のテーマから制作における苦労、そして凄まじい演技を見せる、若干11歳の名優ダフネ・キーンを起用した経緯など、たっぷり語っていただいています。
――監督は主演のヒュー・ジャックマンとは2001年の『ニューヨークの恋人』からの付き合いですが、初めて出会った時から、彼はどのように変わったと感じているでしょうか?
ジェームズ・マンゴールド(以下、マンゴールド):出会った頃から今まで、彼は友人としても本当にすてきな人物で居続けていますが、役者としても成長を続けていると思います。
すでに最高の俳優のひとりですが、決して休むことなく、自分の限界を超えて、さらなる高みを目指していますね。そして、今回の映画での演技は、そんな彼のキャリアの中でも