Bloombergは1日(現地時間)、米アップルが、新型スマートスピーカーの量産を開始した模様と報じています。
米Amazonの人気スマートスピーカー「Amazon Echo」
消息筋がBloombergに明かしたところによると、既に「Siri」を搭載する新型スマートスピーカーは、正式発表に先駆けて海外生産が開始されており、今月初旬に開催されるWWDC 2017にて、正式に発表される見通しとのこと。
また、既存のアップル製品との高い互換性と親和性を有している点において、米Amazonの「Amazon Echo」や米グーグルの「Google Home」といった既に高い人気を誇る競合製品と差別化が図られている模様です。
アップルは現在、スマート家電向けプラットフォーム「HomeKit」の普及を推進していますが、この新型スピーカーは、同プラットフォームにおける “ハブ” のような役割を担う存在になる見通しとされています。
そして、バーチャルサラウンド再生機能も実装。さらに「Apple Music」にも対応する見込みと、消息筋は指摘しています。
なお、新型スマートスピーカーが発表されると目されるWWDC 2017は、米国時間で今月5日より開幕を迎える予定です。
[Bloomberg via Phone Arena]
ソーシャルシェア
著者