戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://tenkomo.com/blog-entry-6413.html


イソップ童話の話と解説を紹介していくスレ てんこもり。


powered by てんこもり。

イソップ童話の話と解説を紹介していくスレ

04
1: 名無しさん 2017/06/02(金)23:22:23 ID:Pkq

狐と葡萄

キツネが、たわわに実ったおいしそうなぶどうを見つける。
食べようとして跳び上がるが、ぶどうはみな高い所にあり、届かない。
何度跳んでも届かず、キツネは怒りと悔しさで、
「どうせこんなぶどうは、すっぱくてまずいだろう。誰が食べてやるものか。」と捨て台詞を残して去る。

■解説
手に入れたくてたまらないのに、人・物・地位・階級など、努力しても手が届かない対象がある場合、
その対象を「価値がない・低級で自分にふさわしくない」ものとみてあきらめ、心の平安を得る。
フロイトの心理学では防衛機制・合理化の例とする。
また、英語圏で「Sour Grapes」は「負け惜しみ」を意味する熟語である。




3: 名無しさん 2017/06/02(金)23:23:39 ID:Pkq

アリと鳩

アリが水を飲みに泉におりて来て、足を滑らせて水に落ち、おぼれそうになりました。  
それを見たハトが、木の小枝を折って泉に落としてやりました。  
アリは小枝にはいあがって、命拾いしました。  
ちょうどそこへ、モチざおを持った鳥刺しがやって来て、ハトを捕ろうと狙いをつけました。  
それに気がついたアリは、 「これは大変!」 と、鳥刺しの足に、思い切り噛みつきました。 「痛いっ!」  
鳥刺しは飛び上がってモチざおを放り出し、ハトは逃げる事が出来ました。

■解説
他人に親切にしていれば、いずれは巡って自分に返ってくる。
(別のイソップ寓話である「ねずみの恩がえし」にも同様の教訓がある。)


4: 名無しさん 2017/06/02(金)23:25:10 ID:Pkq

獅子の分け前

ライオンとロバとキツネが狩りに出かけた。
たくさん獲物が取れたので分配することになり、ロバが3匹に平等に分けたところ、
ライオンはこれに怒ってロバを食べてしまった。
そしてキツネに再度分配を命じた。キツネは心得て、大部分をライオンのものとして、自分はわずかな物を取っただけだった。
今度は満足したライオンが、なぜこのように分けたのかと聞くと、キツネは答えた。

「ロバの運命が、私にこの分けかたを教えてくれました。」

■解説
身近な者の不運や災難は、人に分別(或いは処世の知恵)を与える。
またこの話は、強い者、権力のある者が利益を独り占めするという、
古今東西不変の真理の表現でもある。
英語の熟語Lion's Shareの語源。


5: 名無しさん 2017/06/02(金)23:27:14

鶴がスープ飲めないやつ好き


8: 名無しさん 2017/06/02(金)23:29:24 ID:Pkq

>>5
狐と鶴のご馳走

意地悪好きの狐が鶴に「ご馳走するからいらっしゃい」と招待し、やって来た鶴にわざと平たい皿に入れたスープを差し出す。
鶴はクチバシが長いため飲めない。
それを見ながら狐はおいしそうにスープを飲む。
しばらく後、鶴は狐に「先日はご馳走をありがとう、今度は私がご馳走するからいらっしゃい」と言って、
訪れた狐に細長い口の壷に入れた肉を差し出す。狐はクチバシがないのでそれを食べられない。
それを見ながら鶴はおいしそうにクチバシで中の肉をつまんで食べる。

■解説
他人を傷つけた者は、平等な対価を受ける。
たとえ善意からくる行動であっても思慮が足りないと相手に受け入れられず、互いに傷つく。


9: 名無しさん 2017/06/02(金)23:30:21

>>8
どっちもどっちで草


6: 名無しさん 2017/06/02(金)23:27:28 ID:Pkq

王様になりたかったカラス

ある時ゼウスは、最も美しい鳥を王様に決めることにした。

ゼウスは、鳥たちに集まる日時を決め、その中で一番美しい者を王様にするというお触れを出した。
鴉は自分の姿は黒く醜いと思い込んでいたので、
美しく装うために、野や森を見てまわり、他の鳥たちが落とした羽を拾い集め、身体中に貼りつけた。

そして約束の日、鳥たちはゼウスの前に集まった。
そして、色とりどりの羽で着飾った鴉も姿を見せた。
ゼウスは、彼の羽が最も美しかったので、彼を王様にしようとした。
すると他の鳥たちは、憤然と異議を申し立て、それぞれ見覚えのある自分の羽を鴉から引き抜いた。
結局、彼に残されたのは、自分自身の黒い羽だけだった。

カラスが自身の黒い姿を受け容れ、その黒い羽に磨きをかけていれば、結果は違っていたかもしれない、と締めくくる場合もある。

■解説
どんなに着飾ったり見た目を良くしても、上辺だけの嘘や偽りはなんの意味もない。
楽をしてのし上がろうと企めば、初めは良くても、後には必ず暴かれる。


7: 名無しさん 2017/06/02(金)23:28:08

星新一のイソップ物語皮肉った話すき


18: 名無しさん 2017/06/02(金)23:55:23 ID:Pkq

>>7
ねずみの恩がえし

ライオンに捕まった鼠が、命乞いをして見逃してもらう。
鼠は恩返しを約束したが、ライオンは助けた理由が気まぐれだったこともあり恩返しのことを忘れてしまう。
後日、ライオンが網にかかったときに鼠が現れ、網をかみ破いてライオンを助ける。

■解説
たとえ小さなことでも、他人に施した恩は自分の身に帰ってくる

元ネタはこの話やな


10: 名無しさん 2017/06/02(金)23:32:09 ID:Pkq

おおかみ少年

羊飼いの少年が、退屈しのぎに「狼が出た!」と嘘をついて騒ぎを起こす。
大人たちは騙されて武器を持って出てくるが、徒労に終わる。少年が繰り返し同じ嘘をついたので、本当に狼が現れた時には大人たちは信用せず、誰も助けに来なかった。
そして村の羊は全て狼に食べられてしまった。

似た話が中国にも

周の幽王は、全く笑わない女性褒?を寵愛していた。
あるとき手違いで敵襲を知らせる狼煙が上がってしまい、空振りを食わされた諸侯の様子を見て褒?が笑った。
そのため、度々嘘の狼煙を上げた。
その後、実際に敵襲があった際、誰も狼煙を信じず、幽王は褒?ともども殺されてしまった。

■解説
人は嘘をつき続けると、たまに本当のことを言っても信じてもらえなくなる。
常日頃から正直に生活することで、必要な時に他人から信頼と助けを得ることが出来る


11: 名無しさん 2017/06/02(金)23:34:43 ID:Pkq

カラスと水差し

長い旅をしていた鴉は喉がカラカラに渇いていた。
そんな時、一つの水差しを見つけ、水が飲めると喜んで飛んで行った。
その水差しには、ほんの少ししか水が入っておらず、どうしても嘴が水面には届かなかった。
カラスは途方に暮れたものの、あらゆる手段を講じて水を飲もうとしたが、その努力もみな徒労に終わった。
まだ諦めきれないカラスは、集められるだけの石を集めると、一つ一つ嘴で水差しの中へ落としていく。
すると中の水はどんどん嵩を増して、ついに嘴のところまで届いた。
こうしてカラスは喉を潤し、また旅に出るのだった。


■教訓
挑戦し努力を積み重ねる事こそが大きな成功への近道となる。


15: 名無しさん 2017/06/02(金)23:48:07

>>11
これEテレの考えるカラスって番組で実写の実験映像見た


12: 名無しさん 2017/06/02(金)23:37:13 ID:Pkq

雄鶏と宝石

雄鶏は、何か食べるものはないかと土をひっかいていた。
そのとき、偶然に宝石を見つけた。
雄鶏は言った。
「落とし主がこれを見つけたらさぞ喜ぶだろうな。
でも俺にとっては、世界中の宝石よりも麦一粒のほうがずっと大切さ。」

■解説
立場が違えば、物の価値も違ってくる。


13: 名無しさん 2017/06/02(金)23:40:09 ID:Pkq

田舎のネズミと都会のネズミ

田舎に住んでいる一匹のネズミが、御馳走を振る舞おうと仲の良い町のネズミを招待した。
二匹は土くれだった畑へ行き、麦やトウモロコシ、大根を引っこ抜いて食べていたのだが、町のネズミがこう言った。

「君はこんな退屈な生活によく暮らせるな。
僕のところへ来なそうすれば珍しいものが腹一杯食べられるよ。」

田舎のネズミは二つ返事で承知すると連れだって町へと向かった。
ある建物に着くと町のネズミは、パンやチーズ、肉といった見た事も無い御馳走を田舎のネズミに見せた。
めくるめく御馳走を前に田舎のネズミはお礼を述べ、食べようとした。
その時、何者かが扉を開けてきた。二匹は潜りこめる狭い穴をみつけると一目散に逃げ込んだ。
そして、彼らが食事を再開しようとすると、また別の誰かが入って来た。
すると田舎のネズミは、急いで帰り支度を整えてこう言った。

「こんなに素晴らしい御馳走を用意してもらってすまないんだけど、こんなに危険が多いのは御免だね。
僕には土くれだった畑で食べている方が性に合ってる。
あそこならば、安全で怖いこともなく暮らせるからね。」

■解説
幸せは人それぞれで、満足できる形や安心できる場所は異なる。


14: 名無しさん 2017/06/02(金)23:45:47 ID:Pkq

馬になりたかったロバ

ある牧場に毎日重い荷物を背負わされ、不味い餌しか与えられないみすぼらしいロバがいた。
ロバの小屋の隣には毛並みの良い馬たちが飼われている小屋があり、
美味い餌を与えられ丁寧に世話をされる馬たちを見てロバは「自分も馬に生まれたかった」とうらやましくてた
関連記事


コメントの投稿

非公開コメント

♯60090
そもそも童話じゃねえ
かうんたっく

買って得したスレをまとめてチェック!
買って、得したな~と思うもの まとめ
最近の記事
ここ一ヶ月でアクセスの多かった記事
はてブで見るてんこもり。 (新)
はてブで見るてんこもり。
カテゴリー
検索フォーム
年度別おすすめ記事
アクセス解析

なかのひと

ブログパーツ
プロフィール

 かずな

Author: かずな
メールはtenkomoあっとgmail.comまで
ヘッドラインはメールとか逆アクセスで
当ブログはAmazonアソシエイトに参加しています

元管理人 もら太
更新情報はこちら!↓

携帯からもてんこもり!
QR
月別アーカイブ
最近のコメント
リンク
スポンサーリンク