米グーグルは1日(現地時間)、2018年前半にも、同社のWebブラウザ「Google Chrome」に「広告ブロック機能」を新たに実装することを発表しました。
グーグルが新たに明かしたところによると、新たにブラウザの標準機能として実装される広告ブロック機能は、“あらゆる広告をブロックする” ものではなく、“新たな基準に満たない広告のみをブロックする” ものになるとのことです。
この新たな基準「Better Ads Standards」は、 オンライン広告の現状改善を目指す団体「Coalition for Better Ads」によって策定されることとなります。
同団体は、グーグルや Facebook、The Washington Postやロイターなどの複数の企業やメディアによって構成されており、昨年9月に新たに設立されました。
なお、グーグルは今回、現在のWebサイトに掲載している広告が、新機能によってブロックされてしまうかどうかを判別するためのツールを、新たに提供することを発表。
このツールを活用し、機能の実装までに各Webサイトの広告の在り方を改善するよう求めています。
新たな広告ブロック機能の導入が、さらに悪質な広告とのイタチごっことならないことを祈るばかりです。
[The Keyword via 9to5Google]
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